【8872a】これが私の大好きな近鉄電車② | “不定期列車”は本日も気ままに運行中!

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撮り鉄の記録をメインにお届けいたします。
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by たいしょ~

8600系X52編成・ク8152を先頭に竹田駅を目ざす上り急行列車。後部2両は1220系(たぶん)。
 
近鉄電車のうち、一般車のフロントマスクは多少の変化はあるものの、このスタイルが標準仕様で、2000(平成12年)に登場した「シリーズ21」の各形式にも形は変わったとはいえ、引き続き継承されています。左右のオデコにヘッドライトが1灯ずつ、腰部には急行標識灯と尾灯がセットになったものが左右に一組ずつ配置されています。この急行標識灯の形は他社では見られないスタイルで、まるいケースの中に白熱電球が2個並列されるという…「♪まーるかいてチョン、まーるかいてチョン」ってどこかの絵描き歌を思い出すような形で、これがおでこの丸いヘッドライトと腰部の角形の尾灯の組み合わせという、硬い顔つきに柔らかさを与えており好感がもてます。このスタイルは1957(昭和32)年に登場した6800系(現在は全車廃車)から始まり、試行錯誤を繰り返して1961(昭和36)年に登場した900系(8000系のプロトタイプ、現在は全車廃車)で確立されたといえるでしょう。そして先頭車のうち、どちらか一方は幌がむき出しというイカツいフロントマスクが私的には萌えるのです…😅。
 
新田辺ー富野荘間(木津川橋梁)でも8600系X52編成を押さえていた!
 
近鉄に限らずにこのホロむき出しのスタイルはホントに大好きなんです。その理由を幼少期の記憶をもとに思い出していくと、当時の営団地下鉄(現在の東京メトロ)丸ノ内線300形に影響されたのが大きかったのかなあ…と。
 
そんな8000系もどうやら新型車両への置き換えが検討されはじめているようで…🥲。このへんについてはもう少しニュースソースを整理してからまた記事としてアップしたいと思います。
 
最後に近鉄8000系は8000系・8400系・8600系・8800系の4形式に分かれていますが、実際には
8400系は8000系の機器配置を見直した形式、8600系は8400系を基に新製時より冷房を搭載した形式でこの3形式は同一形式と見なすことができます。8800系は界磁位相制御(界磁チョッパ制御の原型ともいえるのかな?)の試作車で、その結果は8810系や9000系に反映されています。
 
 
絞り:F6.3 93㎜
ISO :800
WB :太陽光
SS :1/2000秒