※前の記事からの続きです

 

 

 時は2007(平成19)年12月30日。寝台急行「銀河」で大阪入りし、新大阪駅と大阪駅で撮影した後、再び新大阪駅に戻り、撮影していました。

 寝台特急「日本海」と、「タンゴエクスプローラー」を撮った後、入場券を買って新幹線ホームへ向かいます。

 

 0系と100系。左側の0系は東海道新幹線開業時から活躍し続けてきました。0系の次に現れたのは右側の100系です。0系からモデルチェンジを図り、2階建て車両や食堂車の連結など、画期的なサービスも展開されました。かつては東海道・山陽新幹線の主力車両でしたが、このころには既に第一線からは退き、山陽新幹線「こだま」として余生を送っていました。0系は翌年の2008年、100系は2012年に引退となりました。

 30年前の1992年、「のぞみ」誕生とあわせて投入された300系。300系は従来の最高速度(220km/h)よりも断然速い270km/hで運転し、東京~新大阪間の所要時間を2時間30分に縮めた立役者です。

 当初は「のぞみ」での運用が中心でしたが、500系や700系の投入により、「ひかり」「こだま」に活躍の場を移していきました。そして、100系と同じく2012年に引退しました。

 

 長い鼻が特徴の500系。JR西日本が開発した車両で、最高時速300km/h、東京~博多間を5時間足らずで走り抜けるスプリンターでした。その特徴的な顔立ちが好きで、今でも私が一番好きな新幹線車両だったりします。

 しかし、東海道新幹線からは撤退し、今は短編成化されて山陽新幹線の「こだま」として活躍しています。

 

 700系は、カモノハシのような形の顔つきが特徴の車両です。0系・100系に代わる車両として、JR東海・JR西日本が共同開発しました。

 「のぞみ」を中心に投入され、長らく主力車両として活躍しましたが、後進のN700系の登場によりだんだんと活躍の場を狭め、2020年3月に東海道新幹線からは撤退しました。

 なお、JR西日本の700系は、左の写真のように、「JR 700」の文字が記されています。

 

 こちらは700系の仲間。山陽新幹線の「ひかり」レールスターに充当されています。この当時は「ひかり」として活躍していましたが、九州新幹線との直通運転開始により「ひかり」は激減、今は「こだま」での運用が中心となっています。

 

 この年に運行を開始したばかりのN700系。今も東海道・山陽新幹線の主力車両として活躍しています。最高速度300km/h、曲線での高速走行、加減速に優れており、東京~新大阪間の所要時間を最速2時間25分に短縮しました。今はさらにグレードが上がったN700系が登場し、2時間21分にまで短縮したので、すごいですよねびっくりマーク

 

 というわけで、新幹線の撮影はこれで終わりです。年末なので帰省客で大いににぎわっていました。在来線ホームに戻ると…

 

 札幌(!)からやってきた、トワイライトエクスプレスに遭遇しました。一度でも乗ってみたかったですが、結局乗る前に廃止になってしまいました…ショボーンショボーン

 

 というわけで、2007年の年末は、珍しい列車に乗って撮ってと大盛り上がりだったのでした。