駐泊所のストラクチャー | 16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 大したケガではありませんが、ちょっとした不注意から右手を負傷してしまい、GW前半は、工作を控えねばなりません。

 そんなわけで、今回は、ブログを始める前に作ったストラクチャーの中から、駐泊所の施設を紹介することにします。

16番ゲージレイアウト駐泊所風景

機関庫

 まずは、機関庫です。
 シーナリィガイドに掲載された、貴生川駐泊所や五条支区の機関庫を参考に設計しました。
駐泊所全景
 入口から内部を覗くと、こんな感じです。
 あっ、左側の方杖が取れちゃった!
 窓の桟は、細く切ったコピー用紙です。作り方は、以前の記事のとおりです。
駐泊所入り口から中を覗く
 屋根の瓦です。
 機関庫を作った頃は、今のようにペーパーで瓦を自作しておらず、エコーの瓦を複製していました。
 ロウソクを溶かしたロウで取った型に、木工ボンドを流して作ったものです。
 機関庫のような長物の屋根をエコーの瓦で葺く場合、1枚では足りず、2枚必要になりますが、どうしても継ぎ目が目立ちます。それを避けるために編み出した方法がこれです。複製でエッジが甘くなりましたが、狙い通り、継ぎ目も目立たなくなりました。
駐泊所屋根瓦

給炭台

 続いて、スポートと一体化した給炭台です。まだ石炭を載せてません。

 Webで見かけた吉松機関区の給炭台を参考に作りました。台形型のコンクリート脚がお気に入りです。

 前にも書きましたが、コンクリートは、木工ボンドを塗った原型を、灰(木灰と香炉灰のブレンド)に押し付けて表現しました。

給炭台全景

 角度を変えてもう1枚。スポートは、エコー製のキットを小加工し、バルブハンドルの位置を変えました。

給炭台給水柱拡大

 裏側です。

給炭台裏側

給水塔

 最後は給水塔です。私はどういう訳か、鉄道施設の中でも給水塔が大好きで、40数年前、最初に作った鉄道模型は給水塔でした。

 ポンプ小屋の屋根はまだ塗ってません。

 梯子は、ファーラーのプラキットの余剰品を流用しました。

給水塔全景 

 脚は、ペーパーと4mm角材の組み合わせです。こんな展開図から作りました。

 表面に木工パテを塗って、コンクリートの質感を表現したつもりですが、ちょっとオーバーでしたね。

給水塔脚展開図

 タンクもペーパーを丸めたものです。

 リベットはありませんが、水位計のおかげで、多少は細密に見えるような気がします。

給水タンク拡大

 今回ご紹介したストラクチャーの中で、最も古い機関庫は、2013年10月の竣工です。駅舎はもっと古く、2012年に竣工しました。

 当時は、2~3年でレイアウトを完成させるつもりだったんですけどね。

 10年が経過して、やっとストラクチャーが揃いそうな所まで辿り着きました。あと何年かかるやら。

 鉄道模型を始めた頃、完成したレイアウトを満足そうに眺める自分を夢見ていましたが、40数年の時が過ぎても、未だに夢は夢のままです。

 手のケガが癒えたら、また頑張りましょう!

 本日も、ご訪問ありがとうございました。