JR35年、日本の鉄道150年の今年、つくづく「国鉄も昭和も遠くなったなあ」と思います。
物事は順番だし、年月は経過するものなので仕方ありません。
今年の春のダイヤ改正を見ていると、国鉄時代の全国規模での増発のような明るい話題は本当に聞かれなくなりました。
減便はともかく「夜間の区間延長・増発」など、華やかな施策と言うには程遠い。
その点で「国鉄と昭和は遠くなった」と思います。
突然一昨年の写真を持ち出したのは、ある意味国鉄も昭和も遠くなった、象徴的なシーンと思ったからです。
一時日本の近代化を支えた石炭。
かつて、浜川崎駅は日本有数の発着トン数を誇った貨物駅だそうですが、今はその面影は無い。
その浜川崎で、廃止が近い石炭列車に遭遇したのは象徴的でした。
(右)専貨 5783レ EF65 2080[新]
(左)高速B 8079レ EF65 2070(同)
5783レ
以上2点 2020.2.18 浜川崎
最近、関川夏央さんの「寝台急行『昭和』行」を読みました。
詳しくは読んでいただきたいと思いますが、「そういう視点があったのか」と目を開かれる思いでした。