2022年4月に東武本線を走る10030系1編成4両が廃車になりました。ビックリしました。
廃車になったのは50番台の11460Fです。10030系の後期車にあたる50番台というのもビックリしました。
この11460Fが登場したのは1996年ということで26年で廃車となりました。東武鉄道の車両に限らず車齢26年で役目を終えるというのは鉄道車両としては結構早いです。どの路線も30年ぐらいは使うことがほとんどなので。
本線の10000系列は現状、朝夜に走る区間準急、区間急行に使われる以外は浅草ー北千住間、久喜ー館林間の普通のみの出番となっております。
廃車になった理由というのを紐解いていくと2022年3月のダイヤ改正要因があると思われます。この改正ではスカイツリーラインの朝ラッシュ時の列車本数が削減されました。急行や区間急行が減便となりかなり思い切った改正だったのかなと振り返ります。
この影響で11460Fのほかにも50番台の4両と2両に大量の休車が発生している状況です。その結果余剰となった編成が廃車になるということになりました。
ちょっと前から気になっているのは東上線・本線問わず未更新で残っている10000系・10030系の更新するタイミングが見失っているのではと思ったことです。
10000系列が現時点で最後に更新されたのは11203F、11204Fで2017年の出来事です。それ以降は20400型の改造にシフトしたので更新がストップしてしまいました。現時点で未更新で一番古い車両の製造年は10000系が1985年(11003F,11004F,11005F)10030系が1989年(11031F)となっていてどちらも30年以上使っている中でそろそろ何とかしないといけない時期に差し掛かってきたのかなと思います。その中で後期車にあたる50番台に廃車が出たということでもう更新しない車両が続出すると思われます。先日本線の6両である11665Fが津覇入場したようなので6両編成はまだ使うようです。
小田急1000形のように勝ち組と負け組にこれから分かれるのではと思います。
だらだらブログ書いていたら野田線に新車が発表されたので日比谷線直通車、日光線、宇都宮線、鬼怒川線の置き換えが終わった今、次のフェーズに移りそうです。