西武2000系2007F、最期の時③4月10日、晴れた日曜の走りを追って【前】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。
その時限りも大事だけど、できる限り日常を大事に。

4月10日、日曜日!

前週は墨田予定のところ最終的に熊谷に飛んでしまったために西武新宿線界隈には赴いておらず

ヘッドマーク取り付け後の日曜日の撮影は初めてに。

しかもこの日は日中にも運用に入っていることがわかり、ここで初の本格追いに着手した。


  1/538、その最後の輝きの1ヶ月


…と言っても、最近の行動パターンはこれまでと同じ。

家業に関して朝イチで動く可能性があることから、身体が空くのは9時以降。

それを踏まえて西武アプリで走行位置を確かめ、そこから運用を推測していくのだった。

2309レ[急行]西武新宿→拝島
@萩山9:50頃


この日は良いタイミングで拝島線へ急行で入線。

前日の多摩湖急行に続いて小平〜萩山間に入り、良き時間だったため最初は萩山で迎撃した。


この日は久しぶりに真っ青な空が眩しい快晴。

このことが、撮影と追跡の意欲をより高めたと言ってもいい。


拝島線内乗車は、ヘッドマーク取り付け初日の3月29日の夜以来。




小川、東大和市、玉川上水、武蔵砂川、西武立川…

自分にとっては、いたく馴染みのあるエリアである。

逆に馴染みがありすぎて、今までそんなに積極的にシャッターを切ってはこなかったのだが。


さて、西武立川駅の拝島側は、撮り鉄には撮影スポットとして認知されている。

単線になるポイントが設置されているのだが、線路間障害がなく編成が撮りやすいのだ。

このため、この時も多くの撮り鉄が繰り出し、2007Fが折り返してくるのを待っていた。


…だが、やはりいる、三脚に脚立が少々。

結局、2007Fが引退するまでそれは終始チラチラと付き纏うこととなった。

撮り鉄に限らず、悪いものが細かく目につきイライラするのは更年期とかなのかなぁ。


5330レ [各停]拝島→西武新宿

@西武立川10:22


空は晴れ渡っているが、気持ちは曇り気味。

そんな気難しい状態で撮ったのが、西武立川駅定番ポイントでの最終撮影となった。


ここから乗車再開。

8両編成の場合、上りは停車位置がズレる。

少し駆けて、どうにか乗車。


そしてここからは、先回りして迎撃、というパターンも順次組み込んでいく。


日中の小平では必ず各停と急行が接続するため、小平での撮影をほどほどに急行で先行。


まずはここも定番ポイントの田無駅。

レッドアロークラシック、6000系と幾度も撮影している場所で。


さて、2007F車内のロングシートは、更新を経て全てバケットタイプに取り替えられていた。

座り心地は良いかもしれないが、これに関しては実はマイナスポイントだった。

自分は、お尻が深く沈む新2000系のオリジナルタイプが好きだったことを最近再認識していてw


車端妻面の窓が開く車両も、もはや西武鉄道では希少なものになってきているなぁと。


そんな部分を気にしながら、東伏見、上石神井と一歩ずつ歩みを進め…

上石神井では急行退避の際に、下りの新2000系と並ぶ姿も。


昨年、池袋線では8両固定の方向幕装備車(2063F)が廃車となってしまったが、新宿線系統には

2・4・6両編成ではまだ多くの方向幕装備車が残されている。

特に4両編成は個性が強く、その編成内容が自分の中では2007F以上にアツいw

ただこちらも最近になって廃車がじわじわ始まっており、個人的には引き続き注目している。


…そんな目移りしてしまうものも気にしつつ、2007F最後の記録行脚はまだまだ続く。