EF510・ 500番台、銀ガマが輝いていたとき… | さきた☆たまきのラウンドハウス・第二機関区(アメブロ版)

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 EF510…、通常”レッドサンダー”というニックネームがついて、その通り赤いボディカラーなんですが、ご存知500番台はイレギュラーで誕生しました。15両のうち、509、510号の2両が銀色、残りはのボディカラーで登場したのです。
 

 当時運転していた「北斗星」、「カシオペア」を牽引していたEF81に代わる牽引機…。すでに北海道新幹線の工事は進んでおり、函館までの開業は決まっていたので、これらの寝台列車も先は限られていたのでしょうが、そうなったら、機関車は貨物に転属(正しくは売却)させるという条件つきだったようなことを聞きました。結局、E26系客車が東日本エリア限定のカシオペアクルーズとして残り、山岳地帯をのぞけば、EF81が牽引担当しているので、EF510 500番台はあまり必要じゃなかったのではなんて気がするのですが、どうなんでしょう…?(ド素人考えか)

 

 確か「北斗星」が臨時になった頃から順次貨物への転属が行われたような気がしますが…。いや、前からだったかな???
 「北斗星」に合わせた青ガマはサイドの流星マークがはがされ(確か塗色でなく、ラッピングですよね?)保安装置等の変更が行われました。ただ金色の帯は残されて、貨物牽引でもさまになっている感じです。
 一方「カシオペア」に合わせた銀ガマは流星と5色のラインをとっちゃったら、一転地味~な感じに…。貨物だと行路が長くなかなかシャワーも浴びられないようで、汚れた姿が気になります。もちろん、カモレのカマは汚れていても、しっかり仕事している証拠だとわかっていますけど。
 

 ただ、あの頃を思い出すと……、”カシオペア姫”をエスコートした日々は何処へ?!ボディカラーしだいで転属後のイメージが分かれるとは、思いもよりませんでした。

 

★写真…2010.8@上野駅