2022年3月12日と4月16日に、東武鉄道の保存電車を見ることが出来ました。今回は、東武日光駅前に保存されいた日光軌道線と伊香保温泉に保存されている伊香保線の写真をご紹介します。

東武鉄道日光軌道線は、日光駅前〜馬返間10.6kmの路線でした。1910年に開業して、1968年に廃止になりました。wikipediaより。
東武日光駅前に保存された車両は100形電車です。100形電車は、1953年に宇都宮車両で10両が製造されました。路線廃止後は、全車両が岡山電気軌道に譲渡されました。
現在、岡山電気軌道には2両が現役で、残りは廃車になって、栃木県のレジャー施設と個人に譲渡されました。2両の保存車の中で、栃木県のレジャー施設で展示されていた車両が、2020年3月東武日光駅前に移設されました。
表記類がなかったのは残念ですが、車体は綺麗に塗り直されていました。
下の写真は、伊香保温泉に保存されている東武伊香保線の保存電車です。
写真の27号は伊香保線廃止後、渋川市内の平形眼科で車体のみ長い間保存されて来ました。
豊橋市内線で使われた単台車を組み合わせて、2014年から伊香保温泉入口付近の峠の公園で保存展示されるようになりました。
渋川駅前〜伊香保間の東武伊香保線は、1956年(昭和31年)に廃止になりました。今は、関越交通のバスが渋川駅前〜伊香保間を結んでいます。
最後までご覧いただきありがとうございました。