皆さんこんにちは。ガサキ鉄道です。3/12のダイヤ改正ではJR宇都宮地区に大きな変化がありました。宇都宮線宇都宮〜黒磯と日光線で運用していた205系が一夜にしてE131系へ置き換えられました。今回は置き換え後の205系を見に行きます。
目次
①宇都宮線から見えたもの
元々この旅の目的は東武宇都宮に行くことでしたが、これを見て変わりました。
引退した205系が沢山並んでいます。これを見た時はとても興奮しました。左2両が湘南色、右2両が日光色です。
②宇都宮駅にて
3/12の改正では東京方面から宇都宮を越えて黒磯へ行く列車がなくなりました。年々減っていたようで、個人的には1時間に1本くらいあるイメージでしたが晩年は朝夕に数本あるのみだったようです。
それにしても、15両グリーン車付き東京直通から一夜にして3両のワンマン列車だけになるとは、差が激し過ぎます。ワンマン化による経費削減と通勤客を新幹線へ誘導するのが目的です。後者は他のJRでも行われており、新時代の"標準増収法"ですね。
しかしそんなJR様様の思惑に反して朝夕は通勤客が多いため3両では到底足りず、6両で来ます。それでもかなり混雑していますが、黒磯から通勤されている方、本当にお疲れ様です。果たして15両廃止は地元の方を考えた判断だったのでしょうか。その後宇都宮で切り離して折り返していきます。
烏山線の蓄電池式車両です。
次は日光線ホームです。
15両くらい入れる長さ、豪華な床と壁、いかにも観光路線ですが、、
特急はおろか快速すらありません。観光列車は205系と共に消えていきました。
新型のE131系です。
ある程度長く走るのにも関わらずボックス席はありません。
③見捨てられた観光路線
終点日光駅です。もはや駅員さんも東武バスの案内放送をしています。東武鉄道、それこそがJR
日光線衰退の原因です。
左上が東武日光駅、右下が日光駅。駅の中心は後者です。
東武日光駅前
こちらはJRの特急日光ですが、日光駅を素通りして東武日光駅に入って行きます。2006年、JRは東武と直通を開始し新宿から東武日光への特急が誕生しました。代わりに日光線の特急は廃止。JRが長年続いた東武鉄道との猛烈な"日光輸送競争"に負けを認めた瞬間でした。
ちなみに僕は昨年小学校の友達と東武6050型に乗って東照宮に行きましたが、今回は行きません。
④ 夜のストレンジャー
東武日光駅では初めて20400系を正面から見ました。車内から見たことはありましたがちゃんとした写真が撮れたのは初めてです。
存在感強い、、
消されているのは恐らく会津田島か鬼怒川温泉でしょうか?
東武日光駅では発車メロディーを収録しました。
夜のストレンジャー Crystal Clear River
長さの関係で駅構内についての詳しい解説は省きます。
⑤撮影地
今度は有名な撮影地からJR日光線を撮るために、今市駅に来ました。左には荷物用ホームの後が残ります。荷物列車は貨物とは違い、乗客から預かった荷物や新聞、郵便等を貨車ではなく電車で運びます。日光線の荷物列車は廃止されていますが宇都宮線にはまだ深夜の新聞輸送列車があります。
かなり小さな駅舎ですが新しいです。
男体山?をバックに走ります。
E131系は格好良いですね。正直内装はあまり好きではありませんが、外見は好きです(どこぞのレンジとは違って)。
今度は踏切にきました。欲張って両側を撮ろうとした結果、
⑥静かに時を待つ205系
お待たせしました。いよいよ205系を見に行きます。
宇都宮自治医大駅から徒歩15分、小山車両センターに到着です。
右の4両がE131系、その右が新型のE131系、1番左が東京圏を走るE233系です。
もう二度とお客さんを乗せないと思うと悲しいですね。
1週間経つたびに仲間が1つずつ消えていく恐怖
いかがでしたか。思わぬ幸運でとてもいい旅になりました。次回の旅ブログもお楽しみに。
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