既にご存じな方もおられるかと思いますが、JR東海が特急“ひだ”“南紀”用として日車豊川に発注していたハイブリッド車両、HC85系量産編成のうち、D2、D3がこのほど落成。去る21日に自力で出場しました。
交友社公式サイト“レールファンニュース”などによりますと、これらの編成は先頭部の貫通幌を繋いだまま、まずは、いきなり関ケ原駅まで試運転。折り返し、配属先の名古屋車両区に向かいました。
恐らく、来る7月1日(金曜日)から取り敢えずは定期の特急“ひだ”に3編成体制で就役しそう。本投稿時点ではJR西日本に研修貸し出しをした様子も特に見られないため、名古屋~飛騨古川間のうち2ないし3往復程度が置き換えられよう。
また、そろそろ特急“しなの”についても車両更新が検討されそうで、HC85系的な車体の新たな振り子電車、もしかしたら385系と命名される??
元気な姿のキハ85系や383系も、撮影は今のうちに始めた方が良かろう。
なお、今夏にはキハ85系のうち、初期編成から休車あるいは廃車が出そうだが。うん。
さらに、315系の詳細も鉄道情報月刊誌で明らかになりましたね。基本的な走行性能は313系とほぼ同一。但し、211系や213系、311系とは床面で幾分の段差があるとか。もしかしたら、313系ならば併結運用も一応は可能かな? 特にその記載はなかったが。その答えとなろう、4両組成版が姿を見せるのも、そう先のことではないらしい。
JR西日本の富山県内区間の訓練もそのうち始まると思いますが、大阪発着はどうなるでしょうか。
キハ85系の80両に対しHC85系は68両予定。キハ85系は一時期、大阪発着の「ひだ」も臨時が加わり2往復をこなすほどでしたので、車両数に相当余裕があると思われます。HC85系になってからの存続は残念ながら厳しいのではと思います。
対応策としては名古屋や岐阜羽島への途中下車をしない客においては特急料金を割安にするほか、今の特急“あずさ”“踊り子”のように全席指定にすることも一案か。HC85系の座席上に3色ランプがあるかどうかも、大きなカギにはなろう。