〜2022年4月2日(土)〜

「しなの5号」で長野に到着。次の飯山線まで時間があるのでホームをブラブラ。

しなの鉄道115系。数がだいぶ減ってしまったけど今も現役。東日本ではここでしか見れなくなった。

こちらも数が減ってしまったホームの立ち食いそば屋さん、蕎麦処 しなので天ぷらそばを頂く。ウマッ😋
さっき塩尻で食べたばかりだけど、長野も美味いのでやっぱり食べたくなってしまう。特に以前あったナカジマ会館は本当に美味かった、と思ってたら、なんと改札外に復活していたことを後で知る😵

そばを食べ終わると、ホームに「ろくもん」の姿。ドア開放前にほら貝の儀式が行われていた。おもしろい😁

次の飯山線は12時33分発の十日町行き。
始発だしホームも空いてるから早く入線してほしいんだけど、一向に入線してこない。ホームは乗車待ちの結構な列ができてる。

発車5分前の12時28分、キハ112が2両編成でようやく入線。なんとか二人掛けBOXに着席。
この折り返しでもないのにギリギリ入線はあちこちで遭遇するけど、事情はよくわからず😪

立ち客が出る程の盛況ぶりで、定刻に長野を発車。

廃車解体で有名(?)な長野総合車両センターを横目に加速。長野には来ないE353系がいる。検査入場?

豊野までは旧信越本線のしなの鉄道。りんご畑の向こうに広がる山々。

長野県に引っ越してきて以来、乗りたいと思いながらなかなか乗れなかった飯山線。ようやく乗れた。今日は天気が良いので絶景と云われる飯山線を堪能できそう。

豊野を出ると、ここからが正式な飯山線。右手に千曲川が沿う。
「飯山線の車窓は日本のふるさとの原風景」という案内放送が流れ、この辺りからいよいよ本番😆

千曲川と雪を頂いた高社山。早くも絶景。

澄んだ青空に山と川。まさに日本のふるさとの景色。

替佐で列車交換。ローカル線のイメージが強い飯山線も、この辺りは乗客が多い。

飯山線は豊野−越後川口を結ぶ96.7kmの路線。私鉄の飯山鉄道が豊野−十日町で開通し、その後、国鉄が買収。十日町−越後川口の国鉄十日町線に吸収する形で国鉄飯山線となり、現在のJR東日本飯山線に。

昨今よく取り沙汰される地方ローカル線問題で出てくる輸送密度という指標で見ると、JRグループの中でもかなりの下位に位置する区間があり、決して安泰とはいえない路線。

千曲川の向こうに控える越後の山々。この先、日本有数の豪雪地帯が待ち受ける。
厳しい自然環境と表裏一体の絶景。非日常感に溢れるローカル線の旅も、どこか儚さを感じるのは、背後にローカル線存廃問題があるからか。

13時19分、飯山到着。多くの乗客が下車。デカい新幹線駅舎と簡素な在来線ホームが新青森に似てる😒

ここからは沿線に残雪が現れ、豪雪地帯の片鱗を伺わせる。

やがて車窓に野沢温泉のスキー場。多彩なゲレンデに5km級のロングコース。垂涎ものだけど、さすがにもう膝が😅

13時30分、戸狩野沢温泉到着。
ここ戸狩野沢温泉以北は単行が多いけど、この列車は2両編成でゆったり😌

しばらく停車とのことでホームに降りる。こういう小休止がまた楽しい😊

13時43分、戸狩野沢温泉を発車。車窓はいっそうの絶景。

この先、県境の森宮野原までが千曲川。そこからの新潟県では信濃川と名前を変え日本海へ注ぐ。

こういう景色の中で釣りできたら最高。しかし釣り人はゼロ。もう解禁されてるはずだけど、この辺は魚がいないのか?

14時04分、桑名川に到着。反対方向からやって来たのはあの列車。

快速「おいこっと」。飯山線を走る観光列車。
東京の真逆、日本のふるさとを走る列車なので、TOKYOを逆から読んでOYKOT(おいこっと)👀

帰りはこれに乗りたくて、えきねっとで指定席確保を試みるも、どうも車端のロングシートしか予約できないようで断念😣
わざわざ課金してロングシートに座るのもナンだし。

千曲川の土手上を走る飯山線。地盤の関係かあまりスピードを出せないようで、コトコトゆっくり進む。

飯山鉄道はよくぞここに線路を敷いてくれたと思う😂

14時25分、森宮野原に到着。
国内の駅での最高積雪、7m85cmの記録を持つ。この時期でも線路際の雪がすごい😱

ここから車窓は信濃川。
本当は冬に乗りに来たかったけど、大雪・除雪で度々運休になるので、この時期まで待っての初乗車。

真冬の雪景色とは違うけど、期待以上の絶景。来て良かった。
末永く存続してほしいけど、絶景路線はやはり自然災害が心配😥

14時40分、津南に到着。いったん途中下車。
大雪のニュースでよく出てくる新潟県 津南町。ここでビール&温泉タイム♨️