高松駅は国立公園風景と接している | 国立公園鉄道の探索 ~記憶に残る景勝区間~

国立公園鉄道の探索 ~記憶に残る景勝区間~

国立公園内を走る鉄道の紹介と風景の発見
車窓から眺めて「これはいい」と感じた風景の散策記

[ 国立公園鉄道の探索 ]

高松駅は国立公園風景と接している

(瀬戸内海国立公園)

 

 

 

 

四国の玄関口ともいわれる、香川県の高松駅の近くには、瀬戸内海国立公園の海域に含まれる、美しい海景色が広がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは、国立公園ではありませんが、高松駅の広場には、「海水池」という面白い人工水面も設けられています。

 

 

 

 

高松港の一角を埋め立てて再開発された高松埠頭地区・高松サンポートには、四国一の高さを誇る高松シンボルタワーがあります。

 

 

 

 

高松サンポートの海岸部には散策路も整備されています。

向こうに見えている島は、瀬戸内海国立公園の女木島です。桃太郎伝説の鬼ヶ島の愛称もあります。

 

 

 

 

 

高松シンボルタワーから高松駅前広場を見下ろしました。

駅前広場に何か描かれているな、と思っていたら羅針盤のようです。やはり上から眺めて全容がわかります。

 

 

 

 

高松駅と高松市街地を眺めます。遠くに紫雲山も見えます。その山の下に栗林公園があります。

栗林公園は、紫雲山を風景に取り込むことによって傑出した景観が創出されています。

 

 

 

 

 

海抜150m近い高さがありますので、女木島の向こう側の島々も望めます。

女木島・鷲ヶ峰の展望台も、瀬戸内海国立公園の素晴らしい眺めが味わえます。

 

 

 

屋島を遠望します。

瀬戸内海国立公園は、陸域面積:66943ha、海域面積:837541ha 東西400km、大阪府、兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、福岡県に跨る広大な国立公園です。

 

1934(昭和9)年3月16日に、雲仙、霧島とともに日本で最初に成立した瀬戸内海国立公園は、

誕生当初は、屋島や小豆島の寒霞渓、備讃瀬戸や広島の鞆の浦などに限られていました。

 

高松シンボルタワーから見渡せる海景色は、日本で最初に国立公園風景とするに相応しいと判定された、伝統ある景観といえましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

高松城もすぐ近くにあります。

琴電の高松築港駅を発った琴電の電車も見えました。

 

 

 

再びJR高松駅を眺めます。1番線の切欠きホームとなっている2番ホームの細長い形もみてとれます。

 

これから高松駅の中に入っていきます。

 

 

 

 

 

1番線には、高徳線の各駅停車が入線していました。

 

 

 

3番線には、高徳線の特急「うずしお」徳島行が、4番線には予讃線の各駅停車が停車していました。

 

 

 

 

 

 

 

5番、6番線には、瀬戸大橋線経由で岡山へ向かう快速「マリンライナー」が待機していました。

 

 

 

7番線には、予讃線松山行特急「いしづち」が入ってきました。

 

 

 

 

 

 

特急「いしづち」は最後部と最前部は違った顔をしております。

途中、宇多津駅で、先に到着している岡山発の特急「しおかぜ」の最後部車両に連結されます。

宇多津~松山間は特急「しおかぜ」と「いしづち」は併結運転となります。

 

 

 

 

 

 

8番線にも、予讃線の各駅停車の電車がやってきました。

 

華やかな顔ぶれが揃う高松駅です。