2日前に書いた、日光線積み残し問題の記事が予想外なヒット数でビックリしています。
日光線、やはりこうなった・・・ | ハンター湘南の旅ブログ (ameblo.jp)
↑リンクを貼りました、こちらをご覧ください。
以下はマイナーな地理ネタで、自己満足げなので、お勧めしません。
4/20(水)の続き
郵便局&人口ウォッチ、後半戦
浅草からTXで、埼玉県へワープ
八潮駅で下車
昨年、コロナで急遽休業し、貯金できなかった郵便局に立ち寄ってから
三郷市方面へウォーキングスタート
八潮市内には、案外多くの京成バスが走っていた
戸ヶ崎から先はほとんど東武系の独占だと思っていたから、驚いた。
戸ヶ崎操車場が三郷市と八潮市の境界
金町方面のバスが多数出ていて、もはや東京都に入ったかのよう
また、ここは河川改修前は中川が蛇行して流れていたが、河川跡はびっしり住宅が建って、名残は感じられない
八潮市が半島状に突き出ているのは、このため。
三郷市に入って、外環道をくぐる
郵便局5カ所に立ち寄りながら
外環道の先には、三郷市立南中学校があるが、個人的に今日午後の調査スポットである。
数十年前から地図を見て、ずっと気になっていたことがあった。
三郷市の南側は長細く伸びて、東京都と千葉県に挟まれている
(境界未定の話は、長くなるので、今日に関してはスルー)
その三郷市最南端の高洲地区は2つの小学校があるほど市街化が進んでいるが、中学校が全くないのだ。
全国学校総覧(H12)によると両小学校の児童数は合計598名
近年、特に大きなマンション建設は無いが、人口はやや増加傾向にあり、児童生徒数は現在もほぼ変わらないと思われる
この2小学校を児童は、中学校へ上がると徒歩だとおよそ40~60分の通学を強いられる。
距離的に、バスが必要不可欠だ。
私立校へ通う生徒を除外しても、約280人がバス通学する計算だ。
到底乗り切れる数ではなく、どうなってるのか?
数十年越しになったが、平日の現場にたどり着いた。
三郷市立南中学校に着いた
予定よりかなり早く、まだ14時過ぎで、下校してくる生徒は無かった
1時間も時間つぶしをする場所は周囲に無いし、
校内をのぞいてみて、意外な光景が
自転車がずらり
防犯カメラ作動中の為、台数を1台1台数えるのはやめにしたが、ザッと見て300台はあるように思われた。
そうか、自転車通学か!
生徒数は443人(H12)だから3分の2以上が自転車通学か。
自分は坂の多い街で育ったから、中学生の自転車通学という概念が無かった
そもそも自転車通学が見つかったら、かなり重い処分が課せられた。
高校ですら、新入生は自転車禁止だったし。
中学校の自転車通学は、一切交通機関が無い僻地の話だと思っていたのだった。
それでも、雨が降ったら、何人かはバス通学なのだろうか?
いや。毎時1本のバスしかない、ダメだこりゃ
少し歩いた幹線道路沿いは、それなりにバス本数があった。
15時台初頭に、同じ系統番号が4分の間隔で続行しているから、下校対策かもしれない
と思ったが、後に調べて、経路が異なるバスがたまたま近接しているとわかった。
逆方向の8時台は15分に1本ぐらいで、特段増発はしてないし、横浜市のような雨の日ダイヤも無い。
安全な待合所も無いし、落書きも無いし、中学生が大量乗車しているとは思えなかった。
学校指定のレインコートが支給されていて、雪でも降らない限り皆さん自転車なのだろう。
もともと、低地の水郷地帯だった三郷市内では農業用水路に蓋をした側道が至る所にあった
これなら自転車が車道を走らないで済み、安全だ。
さすがに自転車の通行台数までは趣味の対象外で、自転車の洪水を妄想しながら調査を止めて金町方面へ歩き始めた。
公共交通機関の輸送量調査はあっけない幕切れだった。
江戸川の向かい側には、松戸市街が見えた
案外近いのにびっくり
橋は無いし、県が違うから全く離れた街同士に感じていた。
最後の郵便局に立ち寄り、下新田からバスに乗って金町へ出た
4月の松戸駅周辺の光景が気になったが、雨が降りそうだし寒いので、金町から京成で帰ろう。