PENTAX K2 出会いは偶然、突然のカメラ購入 | 日本国有鉄道ファンのブログ

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守備範囲が、ほぼ京都~大阪間の鉄で、近距離で細々と頑張っています。
子供が2人と嫁さんが1人おります。

仕事帰り、どうせ何もないやろうけどと軽い気持ちで骨董品屋に行ってみた。
ん~ん?おっ?PENTAX K2、珍しいな。

そこそこ綺麗し、見せてもらおかなぁ?

せやけど見たら買ってしまいそうかな?
いや!そこは厳しい厳しい目で見てやね〜、少しでもケチが付いたら買わんぞ!

という気持ちでK2を触らせてもらった。

どれどれ。
ほ〜っ、ボディにへこみはない。
ファインダー、モヤみたいな薄い斑点は数か所あるけど全体的に綺麗。
電子シャッター、精度は分からんがスピードに変化してそれなりに切れてる。

露出計、ちょっと怪しい感じはするけど一応動いてる。

裏蓋は、やや開けにくいな。
Mシリーズレンズ50mmF1.7付きで税込2500円か・・・。

ええなぁ・・・。
どうしょ?・・・

やっぱやめとこかな?・・・
しかし、コレ逃したら、この先、もうここまで綺麗なK2との出会いは、なかなかないやろなぁ~。
とりあえず・・・、後悔せんために買っとくか、となった。



もう安易な気持ちで骨董品屋に行ったら駄目ですね。またやってしまった。
PENTAX K2+Mシリーズレンズ50mmF1.7。
税込2500円。

良品カメラとの出会いは、いつも偶然。突然のカメラ購入。この日カメラを購入するなんて想像もしていなかった。

 

 

 

高校の頃、PENTAX MXをバッグもろとも京都嵐山の桂川に落とした。
誤って川に水没させてしまったんです。
川に流され沈みゆくバッグ。
ただ見ているだけで、どうすることもできなかった。
バッグはカメラバッグではなく学生カバンで、回収できず今も桂川に沈んだままでしょう。
学校の食堂のカツ丼の食券と一緒に・・・。
10代の自分には、つらい思い出となった。

それからしばらくして、新品のPENTAX KM+Mシリーズレンズ50mmF1.7を格安購入した。

世間から見放され売れ残っていたシロモノ。
でも入手したものの、まだMXに未練があったんでしょう、大型のKシリーズボディに小型のMシリーズレンズの組み合わせが、あまり気に入ってませんでした。
それでも2年ぐらいは使ってたかなぁ?
ある時、カメラをニコンに切り替えると決めた。母親にKMは、もう要らない!と言うと、母親は、さっさとKMを質屋に売りに行った。たしか2万円で売りさばいてくれたかと思います。
10代の自分にとって、2機目のPENTAX一眼レフ機KMとも、あっけない別れとなった。

腕もないのに写真写りが良くないのをKMのせいにしたことは悔やんだな。

 


2機のペンタックス一眼レフとの別れも、今では懐かしい話と思えるようになりました。今回購入したのはMX、KMではありませんが、Kシリーズ上位機種K2で上機嫌です。
あの時、気に入ってなかったKシリーズボディにMシリーズレンズの組み合わせも、今では妙にしっくりしていると思える。



K2はシャッターが布幕ではなく金属幕なのがいい。幕が劣化して、布幕のように、よれる心配がない。あるのは壊れる心配だけだ・・・???


露出補正とASA感度設定は操作しづらい。動きが渋く硬いだけかもしれませんが。

露出補正ダイヤルはESやESⅡのように巻き戻しクランクと同軸のところで良かったと思う。あのクリック感は、いい。



ネット上でK2の取説を見ましたが、露出補正が1XのところでないとASA感度設定ができないようです。取説を見ないと壊してしまうところ。