こんにちは。
先日静岡を訪れて、先日から東海道線を走る
ほとんどがロングシート車で、長旅には少々きつい列車でした。
そんな区間に一部の211系を置き換えるためにやってきたのが、
名古屋からやってきた元有料快速用の313系8000・8500番台。
オールクロスシートで、しかも座席間隔も少し広く、
遮光用のカーテンまでついたデラックス仕様とは、
今までの事を考えると、正反対の装備の車両が来てくれました。
これまではちょっと長くてキツいなと思っていた区間が、
313系8000番台が来てくれたおかげで、楽しい区間に変わります。
実際に乗ってみると、
やはり進行方向を向いての移動は断然快適で、景色も新鮮です。
特別な列車に乗っていつもの東海道線を走っているような気分ですが、
特別料金が要らない普通の列車です。
伊東線を走るリゾート21といい、静岡を走る普通列車がアツいですね。
東京~姫路 乗り換え3回で行ける、最強普通列車旅が実現!
先日も静岡まで、この車両に乗って楽しんできましたが、
時間によって長い距離の運用に入る事もあるようです。
それで調べてみると、
少し前に「秋の乗り放題きっぷ」で実行した行程の熱海~浜松間のところが、
現在313系8000番台で運用されているようなのです。
今回は、ここを踏まえて改めて、東京~姫路で行程を組んでみます。
東京~姫路間だと、乗り換え3回と乗り換え回数もとても少ないです。
(ちなみに、こちらの行程は土休日限定の行程になります。)
東京・新宿~姫路 東海道線の名物普通列車を堪能出来る行程
①東京駅 12:27発 普通熱海行き ⇒熱海14:11着
東京駅からは上野東京ラインの列車に乗り、
熱海まで1時間40~50分の旅です。意外と距離があり、
E231&E233系の普通車はシートが硬いのでグリーン車がおすすめです。
見晴らしの良い車窓(2階)がとても快適。
(グリーン車の旅はこちらから)
東京~熱海は土休日は800円と、距離・乗車時間の割にお得ですので、
使っていきたいところです。
①’新宿駅 12:00発 特別快速小田原行き⇒13:28発熱海行き⇒熱海13:57着
新宿起点の場合は乗り換えが1回多くなりますが、
12時ちょうどの特別快速に乗り、小田原で後続の熱海行きに乗り換えます。
すると熱海には14時前に到着します。
②熱海駅 14:13発 普通浜松行き ⇒浜松16:54着
2時間30分以上の長旅が、元セントラルライナー充当で一気に快適に!
これまでの東海道線・普通列車の旅だと、この区間がネックでした。
熱海~浜松150kmをロングシートで乗り続け、
しかもこの熱海~浜松行きの列車は
これまでトイレの無い211系だったようなのですが、
このうちの3両がデラックスな313系8000番台に替わったので、
一番デラックスな車両で移動出来るようになりました。
特急列車かと思うようなシート間隔がある313系8000番台の車内
③浜松駅 17:01発 新快速米原行き ⇒米原19:39着
浜松~米原直通は、土休日限定のロングラン!
乗り換え3回の行程が組めるのは土休日のみで、
その理由は土休日ダイヤのみに設定される、
浜松から米原に直通する新快速の存在です。
ここを乗り換え無しで進めるのは非常に楽です。
188kmを2時間38分で結ぶ駿足ぶりです。
④米原駅 19:54発 新快速網干行き ⇒姫路22:24着
そして、米原まで来たら、今度は姫路の先・網干まで行く新快速が来ます。
こちらは米原~姫路間を通して走る列車が
昼間は1時間に1本になってしまいましたが、
浜松からの列車からは15分ほどの待ち合わせで乗り継げます。
これであとは京都・大阪・神戸と一気に運んでくれます。
以前こちらの記事でも米原1回の乗り換えで、
400km近い距離を5時間で結ぶ列車と紹介しましたが、
今回はさらに、熱海~浜松もクロスシートでつながる事になり、
東京~姫路、実に644kmをずっとクロスシートで、
しかも当日中に移動出来るようになったのです!
ほぼ乗車券のみで、
これだけ快適さと速さを併せ持った乗り継ぎは無かったでしょう。
いつまでこの乗りあわせが続くかもわからないので、
今のうちに是非やってみたい乗り継ぎ旅ですね。
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