前編で座席の色付けと室内灯取付、カプラー交換が終わったので、後は幌パーツの取り付けとステッカーの貼り付けを済ませるのみです。
幌パーツは、KATOのZ-0808を使います。
元々は車体側面の穴に差し込んで固定する部品なので、パーツの裏側に突起があります。
その突起をニッパーで切り落として、わずかに残った部分はデザインナイフを当てて平らにします。
▼下側:突起を切り落とした後
ヤスリをかけてキレイにする方もいると思いますが、私の場合はニッパーで切り落としてから、残りをナイフで削る程度で良しとしています。
ゴム系接着剤で車体側面に固定。7両全てに取り付けました。
ステッカーは今回の製品に合わせて発売されたホビーセンターKATOの行先表示シールを使いました。
103系に付けられていたヘッドマーク、行先表示等が入っています。
収録されている横浜線の行先は
「東神奈川」「八王子」「中山」「 町田」の4種類です。
原町田駅から今の町田駅に名称変更した時に、行先表示幕から「原」の字だけ消して間に合わせた時代を再現したものです。このあたりは拘った感じがします。
「磯子」や「大船」は入っていませんが、これは京浜東北線の行き先を流用することができます。
もともと“根岸線直通”の行先ですから、横浜線の行先として収録されていないのは当然であることに、後から気が付きましたw
運行番号との違いが出てきてしまうかもしれませんが、そこに目を瞑れば問題無く使えます。
横浜線なら「八王子」か「東神奈川」を選ぶ方が多いかもしれません。
実は「東神奈川」行。これは町田方面から横浜へ行く場合には、僅か一駅手前の東神奈川で跨線橋を渡って乗り換えをしなければならず、子供の頃に親に連れられて横浜線に乗った時に、親が東神奈川行を敬遠していたという記憶があるので、行き先表示は「磯子」を選びました。
当時は大船行が全く無いか、殆ど無く、横浜線の時刻表は東神奈川と磯子で占められていた…そんな記憶があります。
なので、横浜線の磯子行=103系時代のイメージが強いのです。
…話が逸れましたが、誤乗車防止の為の前面横浜線表示。
シールをそのまま貼ると車体に印刷してあるように見えてしまう可能性があるので、一度透明プラ板に貼ってから、両面テープで車体に固定しました。
側面表示は「磯子」で統一せずに、「磯子」と
「八王子」の2種類を連結方向に合わせて貼ってみました。
他の方のブログで、編成を組む時に連結方向がわかりやすさで導入していた記事を参考に今回初めて使ってみました。
これで、
・電球→LED換装
・座席の色付け
・室内灯装着
・カプラー交換
・幌枠取付
・ステッカー貼り付け
全て完了しました。
幌枠の取り付けとカプラー交換やはり効果が大きかったので、
アーノルドカプラーのままになっている昔買ったオレンジ色の103系も施したいと思います。
後はスカイブルーの103系の加工が残っていますが、これは今回の前編・後編と全く同じ内容になるので、ウグイス色との混色編成を組んだ写真を出す程度の記事になる予定です。