2022.3.21 日比谷線直通運転60周年記念ツアー、外から撮る② | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

350系を見るために、下今市まで来てみたが。


11:19に到着した日比谷線直通運転ツアー列車は、下今市駅で一時運転停車。

停車した隙に、浅草方の先頭に回り込んでみたのだが。

おーっとっとっと…


とっ…


発車。


停車時間、わずか2分。

なんとも実に呆気ない、束の間の再会であった。

乗車中の友人親子とのアイコンタクトもそこそこに、見送り終了。


こうなると、もうやることがない。

6050系もほぼ消え、野岩鉄道も大減便してしまった今では、帰るしかない。

仕方ないので「けごん26号」の特急券を手配して、350系を追うように南へ。

結局20分ほどの滞在で引き返す、バタバタな行程になってしまった。


…だがここでも誤算が。


ホームの売店、かなり混んでいた。


ちょうどお昼時だったので食事を調達したかったが、かなりの行列で買うのを断念。

ここ最近も気をつけていたはずなんだが、やはり食事が二の次になってしまう。

しかもこういう動きをした場合、帰宅してしばらくするとお腹が緩くなる癖があるので…

できる限り出掛けた先で、しっかり食べる。

それが2022年度の鉄旅の目標になるだろうか。今更だが。


だが「けごん26号」はスペーシアリバイバルカラー!

この色のスペーシアに乗るのは、意外にも初めてである。


憧れこそあれ、いろいろあって乗らずに30年余。

ここにきて、やむなくというか気にして乗る選択肢ができてきた。

これから先2年くらい、動向を気にする道筋ができたようである。

自分はやっぱり、この色の方が落ち着いていていい。


いざ乗車すれば、だいぶ東武日光線の行き来には慣れたので、終始のんびり休養。

バブル期に設計・製作された特急車だから、普通車でも居住性はトップクラス。


やはりリクライニングしない350系と比べると、その差は歴然である。

古き良き車両が消えていくのは寂しくはあるが、それが世の常というものだなと。


こうして約1時間余、ツアーの行き先であった南栗橋車両管区春日部支所の横を通過すると、

あれ、そこに着いてた⁉️


てっきり北春日部駅ホームでツアー客を下ろすと思っていたら、東武動物公園側の「電2」?で

停車し、そこで降車扱いとしていたようで、なかなか意外な動きをしていた。

びっくりしつつもこちらは春日部まで停車しないので、とりあえずはそのままやり過ごし…


春日部で降り、スペーシアを撮る。


伊勢崎線界隈でスペーシアのリバイバルカラーを撮るとなると、多分約四半世紀ぶりである。

(2003年前後にライブ撮影のために度々伊勢崎線を利用しているが、撮った記憶が全くない)


イメージアップのために色を変えるのは、一時の戦略としてはアリだとは思うけど…

やっぱり最初に創り上げたものって大事だと思うのよね、とか云々。


そういう部分では、東京メトロの8000系はよくできた電車のひとつだったかもしれないな。

更新で側扉の窓は拡大されたけど、約40年間このままで走ってきたから。

近く18000系の増備が再開されるようで、そうなるとそろそろ先が短いかもしれない。

東急も8500系の引退が決まったし、まだまだ記録したいものがあちらこちらにある。


さて、一服して350系を見るために一度東武動物公園まで戻っている。

350系はツアーで展示はされず、春日部支所の留置線の奥に引っ込んでしまった。

既にツアーでの役目も終わっていたから、すぐに南栗橋の本区に戻らなかったのも意外。

全く動きが読めずにここからますます戸惑い、昼ご飯を食べるタイミングを完全に失う。


仕方ないので、北春日部駅でしばらく撮り鉄しつつ一休み。


回送で入庫する1800系カラーの200系が来たり…


亀戸・大師線用の8000系(8500型)の入換を遠目に見たり…

穏やかな春の気候になり、かつ静かな駅で、しばしまったりと東武電車と戯れたのだった。