新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

週末パスで乗り鉄2022春〜7

2022-04-13 19:43:41 | 旅行
3/21朝起きると、天気予報とは違い晴れていました。これなら朝の散歩に行ってもよかったなあと思いつつ朝の支度をして、朝ドラを見てからホテルをチェックアウト。一度新潟駅へ行って荷物をコインロッカーに預けます。

工事中の新潟駅前の柵にはご当地のトキがデザインされていました。午前中をかけて新潟市歴史博物館へ行こうと思っていますが、事前に調べると新潟駅からバスですが、バス停から歩く模様。博物館前を通るバスもありますが、休日はなぜか朝夕のみの運転。調べると0857発のBRT萬代橋ラインに乗って行くと、うまくそのバスに乗れそうです。

BRT萬代橋ライン青山ゆきに乗って市役所前まで。途中の本町で下車して東堀通七番町バス停乗り換えが指定されていましたが、歴史博物館方面行きの始発である市役所前で乗り換えることにします。この日は祝日なのでバスの前ドア脇には日の丸がはためいていました。

市役所前で降りてちょっと周辺を。この白山神社の脇のスペースにはかつて新潟交通電車線の白山前駅があり、手前を走る道路に併用軌道が走っていました。駅のあった当時とは道路の形状も変わっています。が、かつての白山前駅舎のイメージの公衆トイレが設置されて、電車が走っていた記憶を伝えています。

市役所前バス停始発の東堀通線入船営業所ゆきは日野ポンチョ使用でした。そのバスは新潟ご当地アイドルNegiccoラッピングバスでした。

Negiccoは新潟限定のアイドルで、2003年に地元のネギをPRするために結成されました。以来新潟限定で活動をしており、全国的にはサトウ食品のCMに出ています。活動期間が非常に長いのでメンバー全員が結婚をして、現在は既婚者アイドルになっています。

バスの窓にはメンバーのサインも書かれている窓があり、フィルムで保護されていました。
バスは1人だけを乗せて東堀通りを走ります。途中乗ってくる人もなく、下車する歴史博物館前までたのかしかと思いましたが、東堀通7番町で2人乗客が現れました。そして3人とも歴史博物館前で下車してバスは運転手だけで終点へ。バス停で降りると雨が降ってきました。残念ながら折り畳み傘は新潟駅のコインロッカーの中。帽子をかぶっているのでまあいいかと思い歴史博物館へ。

新潟市歴史博物館は1972年に郷土資料館として開館しましたが、2004年に現在の本館がオープンして展示内容も拡充されています。信濃川に面しており、対岸は佐渡汽船ののりばになっていて、佐渡島ゆきのカーフェリーが出港する際にはフェリーが川幅いっぱいに旋回して出航してゆく様子が見られます。その環境から「みなとぴあ」の愛称がつけられています。博物館本館は西堀通六番町に存在した2台目新潟市庁舎をモチーフにしています。

敷地内にはかつての新潟の街に存在した堀が再現されており、堀端には柳が植えられかつて柳都と呼ばれた新潟の街の雰囲気を味わえるようになっています。

本館の他には旧第四銀行住吉町支店の建物や、

開港五港(函館・長崎・横浜・神戸・新潟)のうち唯一開港当時に建てられた運上所(税関)の遺構が現存し、旧新潟税関庁舎として公開されています。税関庁舎の前には荷揚げ場と堀が再現されており、ほぼ開港当時の信濃川の河畔の位置だそうです。
歴史博物館の常設展示は新潟市行きの歴史を港町と農村の2面から紹介しており、興味深く見学いたしました。特にブラタモリ新潟編を視聴して事前学習もしていたので番組の補完とともに新潟の知識を得ることができました。
見学しているうちに雨が激しくなってきてしまいました。なんとか雨宿りをして歴史博物館前バス停から新潟市観光循環バスに乗って新潟駅へ戻ることにします。時間ギリギリまで雨宿りをして、やってきたバスに乗り込んで濡れた上着を拭いていると、目の前の降車ボタンに釘付けになります。

お、おりるにゃ〜!?😸

そしてご丁寧にも降車ボタンが押されると猫の描かれた部分が光ります。

このバスは新潟市内の主な観光地を巡る新潟市観光循環バスで、30分間隔で運転されているバスですが、そのうちの1台がご覧のように猫をモチーフにしたものになっています。

先ほどの降車ボタンに書かれた猫のタッチを覚えておられる方もおられるかと思いますが、80年代後半に人気を博した漫画「What's Michael?」の猫で、作者の小林まこと先生が新潟市出身ということでラッピングされて運行されています。ただし、降車ボタンを押したからといって、「おりるにゃ〜」とはならずに普通にブザーがなるだけです。
新潟駅へ戻って、コインロッカーから荷物を取り出します。お昼前の新潟駅はお土産売り場もコインロッカーも大にぎわい。すっかり人出が戻ったようです。お昼ご飯におにぎりを買って新幹線乗り場へ。

帰りの新幹線は1140発東京ゆきのとき360号。臨時のとき号で指定券を買った時にはガラガラでした。ホームへ上がると1120発定期のとき318号が発車していない時間だったので閑散としていました。しかしとき318号が発車しても乗客は増えません。

新潟駅でもE7系が並ぶ光景が当たり前になっています。しかしまだMaxの乗車位置表示が残っていました。
乗車してから早いですがおにぎりで昼食にします。新潟産のお米を使っているので塩むすびでも美味しくいただくことができました。1140に新潟を発車。車内は空いており、臨時列車に乗って正解でした。臨時列車とはいえ先行のとき号よりも停車駅は少なく、浦佐と上毛高原、本庄早稲田、熊谷を通過します。早めの昼食を食べてから本を読んで過ごします。

越後湯沢あたりはまだかなりの積雪が残っていました。越後湯沢を出ればあまり乗ってくる人もいないので車内は空いているまま、国境の長いトンネルへと入ります。

トンネルを抜けて関東地方へ帰ってくると今までの曇り空が嘘のように晴れ渡っていました。高崎まで降りてくると、妙義山の向こうに白く雪化粧した浅間山の姿が綺麗に見えました。東京には1344着。東京駅で夕食用のお弁当を買って、京葉線に乗って舞浜へと帰りました。
 


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