江ノ島が、VSEとの別れに泣いてる。
VSEの撮影の合間に、片瀬江ノ島駅の正面に回ってみた。
この駅にも、降りたのはおよそ4年ぶりだったので。
そんなに変わらないかな?と思っていたが…
↓4年前
今の方が竜宮城というよりかは鬼の感じが際立っているようなw
屋根高さの部分もプラスに作用していたか、比較的落ち着いていたか。
やっぱり早い段階で手配しておいて正解だった。
ここで「えのしま号」としてもVSEの歴史は一区切りを迎えたのだった。
…ところで、指定された9号車の座席に向かうと。
通路を挟んで反対側に、偶然ある映画に出られていた方が(爆)
銚子で会ったことがなくて、なぜ神奈川県内で会うのか( ̄O ̄;)それも2度目という。
10号車内はかなりの過密ぶりになっていて、近づくのは難儀であったのでホームから。
さすがに展望室までは行かなかったが。
それと、会話も憚られるご時世になったので、自席に戻っても黙々と乗り心地を楽しむのみ。
これが普通で、午前の「スーパーはこね9号」がただ単に桁外れの賑わいだったということか。
藤沢方面ホームにもそれなりに人が繰り出していたが、まだまだ穏やかな方だ。
そして、呆気なく定期での江ノ島線上りの走りを終えていく。
20:28、相模大野到着。
ここを出ると、次はいよいよ終点新宿。
ただひたすらに淡々と、日常のまま走るリズムを刻み続けてきたVSE。
新宿に着くと折り返し「ホームウェイ87号」藤沢行きに変わり、定期の有終を飾ることになる。
そのラストステージの旅立ち、新宿は果たしてどうなっているのか。
自分自身定期最後になる、新百合ヶ丘→新宿間の23分間のVSEの乗車で、座席に身を預けながら
惜別よりも不安になりながら最後の乗車時間を過ごしていた。
果たして、悲しいかな、その予感は的中することとなっていくー。