この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ワタクシがまだ童貞を卒業します
前後の頃。
撮り鉄の多くは釜を目当てに撮影を
していた印象が強くございます。
旅客会社はジョイフルトレインの専用
機関車、貨物は奇抜な試験塗装が走り
会社の枠を越えた運用も茶飯事。
大サロを牽引、なんてネタもしばしば
見られます時代でございました。
時代は移ろい現在、当時を知る世代の
我々はやはりつい釜に注目致します。
同じ形状ながら塗装の異なる銀の釜、
なんて格好のネタになるので
ございます。
が、そこは貨物マニアなワタクシ、
今回は少々様相が異なります。
さて、今回の更新は銀釜が充当された
北陸からの配給列車につきましての
ご報告でございます。
輸送される際に随伴したヨ8794が、
その役目を終えまして5日ぶりに
帰阪する事となりました。
北陸からの配給列車にヨが付き、また
銀釜充当という事で個人的に大注目の
ネタでございます。
そんな訳でショバへと馳せ参じまして
撮影致しましたのがコチラ。
この時は丁度咲き始めた疎な菜の花を
手前に配しまして、ヨ8794に架線柱が
掛からない構図を意識致しました。
通常の撮影では釜に掛からない様な
構図を組みますが、この日の編成は
何と申しましてもヨ8794が主役。
釜よりも優先して決めのコマでは
ヨを綺麗に魅せる構図としました。
ファーストコマは遠景から。
対岸の桜はまだ咲いておらず、この
構図も菜の花くらいしか彩りが無い
点が些か残念ではありました。
晴天なれば銀も映えるのですが、曇り
ですから釜の渋さが空に溶けてしまい
勿体無い所でございます。
余裕のある身ならば、高槻の俯瞰から
編成を抜いたりしたいのですが
時間には制限があり、この界隈だと
桂川くらいしか彩りが有りません。
レンズを引いて編成をクローズアップ
致しましたコマでございます。
巻頭コマではヨをフィーチャーした
構図ですから、こちらは釜を意識して
切り位置を決めておりました。
この角度だと釜かヨに架線柱が丁度
掛かってしまうのでございます。
オマケ。
最後は振り返ってお見送りカットを
撮影致しまして、早々にショバを
退散致しました。
慌ただしい中での撮影なのは年度末が
近づき忙しさが輪をかけて増している
時期だから、なのでございます。
そんなバタバタした時節に、よりにも
寄ってあんなネタ列車が走るので
時間を捻出する為走り回ったので
ございました。
この翌日は完全に非鉄。
全てはあのネタ列車に合わせる為で
ございます。
予告!
次回の更新はついに迎えました30日の
模様をお届け致します。
どうぞ、刮目してお待ち下さい!
↑
振りですよ?
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!