-掛澗(11:13着・11:30発)-尾白内(12:14着)-
砂原漁港と砂原市街を通って、次の駅を目指しました。
海の方へ向かうと、掛澗(かかりま)漁港が見えてきました。
駅は山側にあるので漁港まで進まず、ここで折り返しました。
下り坂は路面が凍ってて、ちょっと怖かった。
北海道駒ヶ岳へ向かうように掛澗市街を南へ進みました。
掛澗駅に着きました。
待合室には指名手配書が貼られていました。
なかには近畿あたりで起こった事件もあったような…。
全国手配の指名手配犯がこういう所に潜んでいるかも、ということですかね。
ホームは2面2線の相対式。
やはり構内は広大です。
線路と線路の間が空いていますが、
かつては真ん中に待避線があったのでしょうか?
次の駅へ向かいます。
「砂原回り」の駅前は、どこも駅前らしさがあまりありません。
戦中に開業したという時期の問題…なんてしょうか。
国道278号線に合流して、西へ進みました。
北海道らしい幅の広い国道ですが、
この国道は渡島海岸鉄道の線路跡と重なっています。
もちろん、大幅に拡幅されているはずですが。
歩道にこんなものが落ちていました。
海の町らしい落とし物ですが、どうしてこんな所に…。
工場で処理された殻を運ぶトラックから落ちたのでしょうか?
国道は左にカーブを切っていますが、
こちらは右へ。
そのまま住宅地に入りましたが、
この道も渡島海岸鉄道の線路跡と重なっています。
雪が積もっていることもあり、そんな雰囲気はこれっぽっちもありませんでしたが。
昔の幹線道路でもある道道に合流しました。
ここで砂原東3丁目(沼尻)行きのバスが通過。
JRが走っていない時間帯のバスですが、乗客はたった1人。
路線バスが走ってるからJRが使われてない…というわけではなさそう。
商店をポツポツ見かけるようになると、尾白内(おしろない)市街です。
尾白内駅前のバス停が見えてきました。
駅は次の角を左折です。
雪のしまりが悪い歩道は、
やっぱり歩いてて疲れます。
尾白内駅に着きました。
ホームは1面1線の単式。
かつては行き違いできる構造だったようですが、
雰囲気は後から新設された停留場のよう。
「砂原回り」の線路はここから先、
渡島海岸鉄道時代の線路と重なります。
…撮影したときは分かってなかったんですけどね。
(その12へ続く)
掛澗駅手前から尾白内駅手前までのGPSログ(1/35,000)です。
渡島海岸鉄道は渡島砂原駅の手前から国道278号を西へ進み、
現在線は渡らず今回歩いたルートを進み、直線的に現在線に合流していたそうです。