函館本線冬の全駅間歩き(大沼-石谷) その11・線路跡は快適な国道に | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その10からの続き

 

-掛澗(11:13着・11:30発)-尾白内(12:14着)-

 

 

砂原漁港と砂原市街を通って、次の駅を目指しました。

 

海の方へ向かうと、掛澗(かかりま)漁港が見えてきました。

 

駅は山側にあるので漁港まで進まず、ここで折り返しました。

下り坂は路面が凍ってて、ちょっと怖かった。

 

 

 

北海道駒ヶ岳へ向かうように掛澗市街を南へ進みました。

 

 

 

掛澗駅に着きました。

 

待合室には指名手配書が貼られていました。

なかには近畿あたりで起こった事件もあったような…。

全国手配の指名手配犯がこういう所に潜んでいるかも、ということですかね。

 

 

 

ホームは2面2線の相対式。

やはり構内は広大です。

 

線路と線路の間が空いていますが、

かつては真ん中に待避線があったのでしょうか?

 

 

 

次の駅へ向かいます。

 

「砂原回り」の駅前は、どこも駅前らしさがあまりありません。

戦中に開業したという時期の問題…なんてしょうか。

 

 

 

国道278号線に合流して、西へ進みました。

 

 

 

北海道らしい幅の広い国道ですが、

この国道は渡島海岸鉄道の線路跡と重なっています。

 

もちろん、大幅に拡幅されているはずですが。

 

 

 

歩道にこんなものが落ちていました。

 

海の町らしい落とし物ですが、どうしてこんな所に…。

工場で処理された殻を運ぶトラックから落ちたのでしょうか?

 

 

 

国道は左にカーブを切っていますが、

こちらは右へ。

 

 

 

そのまま住宅地に入りましたが、

この道も渡島海岸鉄道の線路跡と重なっています。

雪が積もっていることもあり、そんな雰囲気はこれっぽっちもありませんでしたが。

 

 

 

昔の幹線道路でもある道道に合流しました。

 

ここで砂原東3丁目(沼尻)行きのバスが通過。

JRが走っていない時間帯のバスですが、乗客はたった1人。

路線バスが走ってるからJRが使われてない…というわけではなさそう。

 

 

 

商店をポツポツ見かけるようになると、尾白内(おしろない)市街です。

 

 

 

尾白内駅前のバス停が見えてきました。

駅は次の角を左折です。

 

雪のしまりが悪い歩道は、

やっぱり歩いてて疲れます。

 

 

 

尾白内駅に着きました。

 

 

 

ホームは1面1線の単式。

かつては行き違いできる構造だったようですが、

雰囲気は後から新設された停留場のよう。

 

 

「砂原回り」の線路はここから先、

渡島海岸鉄道時代の線路と重なります。

 

…撮影したときは分かってなかったんですけどね。

 

 

その12へ続く

 

 

掛澗駅手前から尾白内駅手前までのGPSログ(1/35,000)です。

 

渡島海岸鉄道は渡島砂原駅の手前から国道278号を西へ進み、

現在線は渡らず今回歩いたルートを進み、直線的に現在線に合流していたそうです。