祝! KATO EF61(青) & 郵便・荷物列車(東海道・山陽)Bセット 入線! | キハでGo!

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こんばんは、日差しが強く、ようやく寒い日から解放された感じがします。

天気も良く、洗車して午後から鉄道模型を堪能できたまったり1日でした(/・ω・)/

 

先週、Joshinから次々とお届け物がありました。箱も3つともサイズが違いましたw

中身は先週に発売されたKATOのEF61(青)、郵便・荷物列車「東海道・山陽」Bセット(なんかランチみたいな響きw)と単品の荷物車両です!

いつもの「KATO芋づる式購入」で入線となりましたw

 

まずは電気機関車ファン、KATOファンが待ち焦がれていたEF61です!

こちらはマイクロエースからかなり昔に製品化されていましたが、近年の手すりが別パーツで精度の高いものではありませんでした。

EF61の茶色は20系「あさかぜ」をけん引していたことからKATOは製品化するかと思っていたのですが、まったく音沙汰なく、郵便・荷物列車に合わせてEF61(青)の製品化が発表され、拍手喝さいとなりました。ちなみに茶色も20系「あさかぜ」の初期編成が発売されることとなり、合わせて発売されることとなりました。

パッと見はEF65などの電気機関車と同じような感じですが、特徴は屋根上の1灯式ヘッドライトではないでしょうか。大きめのライトカバーに丸いライトがしっかりと再現されています。

サイドビューも荷物用なので特急色のような華やかさはありませんが、力強い雰囲気がひしひしと伝わってきます。

 

比較用にEF65-500(P型)と並べてみました。

EF61は客車等にに必要な暖房用の蒸気発生装置を搭載し、必要な燃料と水を載せていたので、車体は眺めになっています。EF65と並べていますが、かなり長いのがお判りいただけるかと思います。

見た目は青色で同じような感じですが、こまごまとした違いがあり、電気機関車好きの方は集めるのも大変かと思います。(まぁ、私もキハ40や58はちょっと形が違う形式違いなども全部買ってしまっているので、似たようなものですがw)

 

お次は郵便・荷物列車のBセットを見ていきたいのですが、このセットは以前に発売された郵便・荷物列車「東海道・山陽」セット(詳しくはコチラ)の拡張セット的な存在になるので、すでにご紹介していますが、1枚目のようにセットと単品購入したマニ、ワキ、スユを取り出しました。ちなみにこの商品は今回のBセット登場により、Aセットと改名されたようです。(以下、Aセットと表記します)

そして2枚目はおなじく郵便・荷物列車「東海道・山陽」セットですが、こちらは国鉄末期の頃の荷物列車で「後期」(詳しくはコチラ)となっています。こちらも引っ張り出してきました。

 

Bセットには6両入っており、今回も前回のAセットと同様に編成例をすべて再現できるように単品でワサフ8000、マニ36を購入しています。(マニ50は後期用にもう1両欲しかったので、追加購入しました。)

ワサフ8000は10系の急行「だいせん」や「八甲田」など限られたセットにしか入っておらず、Assyも長く発売されなかったため、プレ値化していましたが、今回は待望の単品化され、購入しました!3両買いましたが、2両は荷物列車の再現に使用します。もう1両の使い道は・・・後日・・ご紹介したいと思います。(ヒントはコチラの散財に・・・w)

 

さっそくBセットの車両を見ていきましょう!

1枚目は上がBセットのマニ61、下がAセットのマニ60です。マニ60はオハニ61から改造され、マニ61はマニ60を急行運用する際、あまりにも揺れるので台車をTR11からTR23に変更し、揺れを改善した車両となります。

2枚目は上からワキ8000(Bセット)、スニ40(Aセット)、スユ44(単品)ですが、元はパレット輸送用にスニ40が登場し、郵便用にスユ44が同一設計で登場して、最後に派生形式としてワキ8000が登場しています。なので形式が違いますが、形は全く同じです。表記も小さいので、遠目ではどれがどれか分かりませんw(スユ44のみ、ドアに〒マークが付くのでわかるかもw)

 

お次は郵便車です!もともとオユ10しかキハすきすき線区にはありませんでしたが、いつの間にかこんなに増えていましたw

上からBセットのオユ11、Aセットのオユ12、後期セットのスユ15、オユ14、単品のオユ10となります。

オユ11、オユ14、オユ10は区分室があり、中で郵便局員が手紙の区分けを走行中にしていました。そのため夏場など汗で郵便物(特にハガキ)が汚れない様にエアコンが装備されています。オユ12とオユ12に準じて製造されたスユ15-2001は区分室がないので、エアコンはありません。

しかし10系の郵便車だけでもこれだけあり、他にも製品化されていないスユ13、スユ16がありますが、普通にオユ10だけでよかったのではと思ってしまいますw でもウィキペディアを見ていると、少しずつ改良されていった経緯もわかり、必要だったのがなんとなくですが、分かりましたw

 

こちらはBセットのマニ37と単品のマニ37ですが・・・全く同じですねw

 

こちらはBセットのマニ36、単品のマニ36、Aセットのマニ36です。

Bセットと単品の方はスハ32から改造されたもので、Aセットの方はスロネ30からの改造となっています。

側面はほとんど変わりないのですが、屋根部分を見るとスハ32から改造された方は2枚目の上ですが丸屋根となっています。

このマニ36は元々、戦後に老朽化が目立ちだした荷物車を入れ替えるために余剰となっていた各客車を改造して登場した形式であり、今回は2種のみですが、10形式もの客車から改造されており、それぞれにちょっとした違いがあります。

さすがに前形式が模型化されることはないと思いますが、この2種だけでもとても面白みがあります。

 

そして最後は上、左から単品のワサフ8000、Aセットのスニ41、後期セットのマニ44です。

ワサフ8000は先ほどのスニ40から派生したワキ8000に車掌室、緩急設備が付いた車両で後方はデッキとなっています。

スニ41はスニ40に同じく車掌室と緩急装備が付いていますが、デッキはありません。しかしデッキがない分、小荷物室がさらについているのが特徴です。

最後のマニ44は老朽化したマニ60やマニ36を入れ替えるために新製された車両でスニ40、スニ41より全長が長くなり、車掌室、業務用室が付いています。このマニ44は隣の車両に移動できるよう、妻面窓下にはくぐり戸が付けられています。

 

AとBセットの説明書ですが、AセットはEF58、BセットはEF61の写真が載っています。

中の編成例はAセットは単品のマニ37とマニ60、スユ44を加えた1編成のみの紹介ですが、Bセットの方はAセットの拡張ということもあり、A+Bを基本に単品なども織り交ぜたいろんな編成が紹介されていました。

 

その中で最初に再現したのが、EF61がけん引した急行荷物列車「38レ」です。編成例によりますとワサフ8000が2両入っていたようで、編成の途中と最後尾に連結されています。

編成途中にデッキがあるワサフ8000が入ることで編成に変わったアクセントが付き、見た目を楽しませてくれました。

 

お次は同じく急行荷物列車ですが「37レ」を再現しました。

この37レは機関車を重連させたことで有名ですが、キハすきすき線区ではレアなEF58とEF61の重連を楽しみました。

編成例ではEF61の重連となっていますが、ネットでググってみますとEF58との重連もちらほらと出てきます。

重連時は補機の前方パンタは下げておくようなので、2枚目の通り、下げておきました。

KATOの動力車は概ね同調できており、特に走行には支障が見られませんでした。(下の動画をご確認ください。)

 

そして内側にはせっかく出したので後期セットで国鉄末期の急行荷物列車「37レ」を再現しました。

こちらは以前にもご紹介した山男をやめて下関運転所で荷物列車けん引に活躍したEF62(後期型)を機関車にして、青と銀のみになった編成です。

最後尾のマニ44が特徴的です。

 

EF58とEF61が重連している前期の37レが迫力満点ですが、後期の37レも色の統一感があり、なかなか見ごたえがあります。

同時期に走行することはなかったのですが、鉄道模型ならではの楽しみ方で、寝そべってじっくりと堪能しました。

 

今回は新製品発表時にBセットの購入と購入決定後も単品の購入数は迷いました。(詳しくはコチラ

しかし結果的には購入してよかったのではと思っています。(思えなかったら、ただの散財ですねw)

KATOはA、Bセットで国鉄時代の荷物列車「入門セット」とTwitterで紹介されていましたが、入門セットにしてはなかなかのマニアックぶりでないでしょうか(笑)

これは普通に入門者以外でも楽しめる製品であり、セット、単品を色々と組み合わせることで荷物列車を楽しめるのではと思います。

私も時々、編成例にとらわれず、色んな車両を連結して荷物列車を楽しんでみたいと思いますw

でわでわ

 

市場にはまだまだ十分に残っていますので、これからでも始めることは可能ですね!

まずは気軽にAセットとマニ60、マニ37から始められると面白いと思いますw