伊予灘ものがたり「おもてなし隊」で「ショッパーズ」へ | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

【1】お手振りをするツアーが開催

JR四国の観光列車が人気があるポイントのひとつが、地元のみなさんによる「お手振り」です。

地元の方々が沿線で、列車に乗る観光客に、手を振る「お手振り」をしてくれるのです。

 

すると、観光客・常連の鉄道ファンの中にも、「我々も沿線で手を振りたい」と考える人が出るようになりました。

とはいえ、四国の「ものがたり列車」は、普通列車が1時間に1本ほどの区間が多くなっています。自動車を使わないと、沿線で1回お手振りしたら、追いつくのは困難です。

そんな人たちのために、「おもてなし隊ツアー」が開催されました。

 

【2】おもてなし隊とは?

(1)伊予灘ものがたり「双海編」に乗車

 運行開始間もない二代目「伊予灘ものがたり」に1回乗ることができます。

 双海編の「レストランからり」の食事がついています。

(2)貸し切りバスで、沿線からお手振り

 乗車した後で、貸し切りバスに乗り、「伊予灘ものがたり」八幡浜編に、お手振りをします。

 「伊予灘ものがたり」は、景色の良い場所は徐行しますし、下灘など何か所かで停車します。

ですから、バスで追い抜いて、何か所かで待ち構えて「お手振り」することができます。

(3)地元のスーパーマーケット「ショッパーズ」へ

 有名となった「ショッパーズ」にバスで行き、有名看板の前で記念撮影。

★現地に到着するためのJR四国の特急自由席1日乗り放題券がついて、18500円のツアーです。

 

【3】双海編に乗車

おもてなし隊は、まず「伊予灘ものがたり」双海編に乗ります。そのスケジュールは・・・

(1)松山駅に集合して受付。(伊予大洲に直接向かうのも可)

(2)特急「宇和海9号」自由席で伊予大洲10:52着。

(3)10:57に「伊予灘ものがたり」双海編が発車となります。

伊予大洲で5分乗り換えですから、受付・案内をする時間がとれません。

そのため、松山駅で受付を済ませる形にしたようです。

実際は、「宇和海9号」が遅れたため、双海編の発車も15分近く遅れました。

「伊予灘ものがたり」双海編が、伊予大洲駅を発車しました。

五郎駅の近くでも、お手振りをしていただきました。↑

わざわざ「おもてなし隊」に申し込む人たちですから、車内の皆さんも、大きく手を振っていました。

私も大きな「手」を振りました。

 

食事もツアー代金に入っています。

「レストランからり」の食事をいただきました。

7年間使っていた2段の重箱が、2代目になって変わりました。

食事の詳細は、近いうちにまとめます。

 

【4】伊予市駅からバスに乗車

双海編に乗って楽しんで、松山駅に到着しました。

次は、特急「宇和海15号」で、伊予市駅まで乗り、そこから貸し切りバスとなります。

松山駅からバスに乗りたいところですが、松山市内は渋滞しやすいため、1駅だけ特急に乗ったと推測します。

申込者が比較的多く、貸し切りバスは2台となりました。

1人申込ですと、隣は空席になりました。密を避けた配置になったのは、有難いです。

向井原駅の近くで、「伊予灘ものがたり」の先を走ります。↓

距離があるので、並走してお手振りまではできません。

 

【5】伊予上灘駅でお手振り

バスが伊予上灘駅に着きました。バスから降りてすぐ「伊予灘ものがたり」がホームに着きました。

おもてなし隊の参加者は、様々なものを振ります。

手を振る人もいれば、旗やタオルを振る人もいます。

こいのぼりを手にする人もいれば、シャボン玉を飛ばす人もいます。

何せ運行すぐですから、「伊予灘ものがたり」の熱狂的なファンが多数です。

乗客からも、大きく手を振り返してもらえました。

 

【6】伊予長浜駅でお手振り

列車が下灘駅に停車中に、バスが追い抜きました。

伊予長浜駅で、再度「伊予灘ものがたり」を待ち受けます。

新しい車両、美しい桜、青い海と空・・・映えます。

伊予長浜駅では、列車はかなり徐行しましたが、停車せずに通過しました。

一緒に手を振ると、不思議な一体感が感じられます。

ツアーの案内には、お手振りは強制ではないと明記されていますが、みなさん振っていました。写真を撮るのに一時的にお手振りを止める人は、いましたけど。

 

【7】「ンョ "ハー "」看板

次は、バスで長浜のスーパーマーケット「ショッパーズ」に着きました。

この店の看板は、一部で有名になりました。

「ショッパーズ」の文字の一部が剥がれ落ちて「ンョ "ハー "」と、読みにくい文字になってしまって話題になりました。

看板が剥がれ落ちたわけですから、カッコ悪かったのでしょう。

直そうとしたら、「保存して!」という声があがり、現在も店の前に並んでいます。

長浜の隠れた観光名所となっています。

記念のお土産として、パンをいただきました。

看板がそのまま描かれたパンです。中にはクリームとチョコが入っていました。

店では、定価150円くらいの500mLペットボトル飲料(ライフガード)を110円ほどで買いました。

けっこう安いうえ、品数が豊富です。

そして、トートバッグを税込み1900円で購入。

せっかく来たので、欲しくなりました。

ちなみに、開閉式の赤橋とは徒歩1~2分の近さです。

 

【8】伊予大洲駅で道後編を見送りに

予定では、西大洲駅で道後編をお手振りすることになっていました。

やや渋滞気味になったため、伊予大洲駅で解散して、ホームでお手振りすることになりました。

交通事情で、変更となるのは自動車を利用するツアーの宿命です。

 

道後編は数分遅れることが続いていて、この日も遅れていました。

さて、改札通ってホームに行こうかな・・・という時に、あることに気づきました。

あれ?タクシーに乗れば、五郎駅でお手振りできるんじゃない?

タクシーが駅前に停まっています。五郎駅までタクシーで7~8分で2000円弱。

何とか間に合いそうです。

本来でしたら、一緒にお手振りしていた伊予灘ファン何人かに声かけるべきでしたが、時間がギリギリでしたから、失礼してパッと乗り込んで五郎駅に向かいました。

 

【延長戦】五郎駅でお手振り

五郎駅には、地元の皆さんの他に、伊予灘ファンも数人、お手振りに来ていました。

子だぬきちゃんも、手を振っていました。

私がタクシーで降りてホームに走ると、子だぬきちゃんが「しみずさんだ!」と言ってくれました。

名前まで覚えてくれて、感激してしまいました。

このあと、私より熱中している伊予灘ファンの車に同乗させていただき、更にお手振りしたのでした。

感謝しなくちゃ。

 

四国の乗り鉄の話、あと3本ほど予定しています。

 

■伊予灘ものがたりの車両はこちら↓

 

■陽華の章「フィオーレスイート」の記事はこちら↓

 

■伊予灘ものがたりの記事の目次はこちら↓