12時20分、神栖駅に到着

受付で料金を払い参加者証や記念品等をもらいます。

既に受付が始まっていて先着の参加者さん達が撮影会の開始を待っていました。

 

参加者証

参加者証はコンテナ荷票を使用したものになっています。一部、異なる表記のものがあったようです。

記念品はJR貨物のノートや神栖駅の来駅記念入場券にイベントの案内書がセットされています。来駅記念入場券の存在は予期していなかったので嬉しかったです。

 

鹿島臨港線神栖駅・来駅記念入場券

No,0044

この記念入場券は神栖駅での撮影イベント等の際に発券されているもののようです。

台紙ははがきサイズで表面にはKRD5号機と今は亡きマリンライナーはまなず号、裏面は鹿島臨港線の概要やKRD形やKRD64形の写真をデザイン、裏面に撮影会当日の日付印を押したKRD形のイラストを配したD型硬券がセットされています。

 

旧・神栖旅客駅

臨港線が旅客営業をしていた時に使われていたホームです。詳細は別の記事にて。

 

神栖駅構内に留置されている7000形気動車の廃車体

ホームに接する留置線には部品取りとなっている6000形気動車が3両留置されています。鹿島サッカースタジアム方から6007号車、6001号車、6005号車の3両です。この3両の詳細も別の記事にて。

 

コキ200形

コキ200-120号車。コキ200形はは2000年に海上コンテナ及びISOタンクコンテナ輸送用として導入されたもので2005年までに154両が製造されました。鹿島臨海鉄道にはコキ200形をコピーしたコキ2000形を2両所有していましたが製造後3年で用途を失い除籍されました。

 

コキ106形

コキ106-209号車。コキ106形は1997年に海上コンテナに対応させるために導入されたもので200年までに1192両が製造されました。

 

コキ106形

コキ106-1078号車。コキ106の後期型で手ブレーキ使用中に表示板を突き出す手ブレーキ緊解表示器が追加されています。

 

撮影会会場

撮影会開始前に駅長さんの挨拶と今回の撮影会を企画した職員さんからの注意事項の説明を受けてから会場に入ります。

 

撮影会フォーメーション1

フォーメーション1では横並びでの撮影となります。左からKRD64-1号機、KRD64-2号機、KRD5号機、KRD4号機の順に並べられています。

このフォーメーションではKRD5号機、KRD64-2号機、KRD64-1号機の順にエンジンが始動されていきます。

KRD4号機は2010年に廃車されて部品取りとなっているためエンジン始動はせず静態で展示されました。

3両のエンジン始動が完了し前照灯が点灯されます。

エンジン始動後はこのフォーメーションでの撮影会となります。

所属車両3両と保管車1両の横並びはとても貴重です。

 

KRD形

KRD形は1970年に国鉄のDD13形ディーゼル機関車をベースに導入された64t機関車です。日本車両が製造したものでエンジンはDMF31SZ形(550ps/2,000rpm)を2基搭載、1970年に1~3号機、1977年に4号機、1979年に5号機の計5機が製造されました。現在はKRD5号機のみが同線で使用されています。

 

KRD64形

KRD64形ディーゼル機関車は2004年に老朽化していたKRD形ディーゼル機関車を置き換えるために導入された64t機関車です。日本車両が製造したもので三菱重工業製のS6A3-TAエンジン(560ps/2,000rpm)を2機搭載しています。2004年に1号機、2010年に2号機が増備されました。

 

撮影会フォーメーション1

まもなく横並びでのフォーメーションは終了。

この後、撮影会フォーメーション2の準備のために構内移動が始まります。

 

目隠し代わりに留置されたコキ車

撮影会会場と公園の間には一部の機関車が見えないようコンテナ積載のコキ車が留め置かれていました。

 

構内移動を始めたKRD5号機

次のフォーメーション2では1基ずつ撮影できるようずらした状態での留置になるようです。

KRD1号機は1994年に廃車解体、KRD2号機は1983年に仙台臨海鉄道に譲渡、KRD3号機は2007に廃車(部品取りとして保管)、KRD4号機は年に廃車(部品取りとして保管)となっています。現在はKRD5号機が稼働しています。

 

構内移動を始めたKRD64-2号機

こちらは平成時代の機関車なので動きが軽快です。

KRD形に比べてエンジン出力が少し向上しています。

 

構内を移動するKRD64-1号機

KRD64-2号機の移動をもってフォーメーションチェンジが終了します。

 

撮影会フォーメーション2

次のフォーメーションでは写真のように斜めに並ぶよう留置されました。

KRD4号機は不動となっているため移動はせずフォーメーション1の位置に留め置かれています。

 

KRD4号機

鹿島臨海鉄道・神栖車両区に所属していたKRD4号機(新製1977年・日本車両製造)です。

この機関車は2009年に製造されたKRD64-2号機と置き換わる形で翌年に廃車されました。

現在はKRD5号機のための部品取り車となっています。

 

KRD5号機

鹿島臨海鉄道・神栖車両区所属のKRD5号機(新製1979年・日本車両製造)です。

KRD形は5号機のみが所属しておりKRD64形と共に鹿島臨港線の貨物輸送に使用されています。

こちらは現役ですが今回の撮影会をもって全般検査を受けるために所内の整備工場に入場します。

今年の春には全検明けとなるようです。

 

KRD4号機とKRD5号機

部品取りとなっているKRD4号機は車庫の奥で保管されているため普段は目にすることが出来ないそうです。ちなみ2007年に廃車されたKRD3号機も同所内で部品取りとなっているようです。

 

KRD64-1号機

鹿島臨海鉄道・神栖車両区所属のKRD64-1号機(2004年・日本車両製造)です。

このKRD64形は日本車両製造の臨海鉄道向け標準車をベースにしています。

 

KRD64-2号機

鹿島臨海鉄道・神栖車両区所属のKRD64-2号機(新製2004年・日本車両製造)です。

KRD2号機2009年に増備されたものです。

次のフォーメーションチェンジまで物販コーナーを眺めてきます。

 

物販コーナー

撮影会と並行して同社の物販コーナーが併設されました。

 

購入品その1(網棚)

鹿島臨海鉄道6000形の運転室にある網棚だと思われます。

 

購入品その2(車内補充券パンチ)

車内補充券に穴をあけるパンチです。

 

購入品その3(廃札券等)

廃札の記念乗車券や硬券の連絡乗車券など

 

次のフォーメーションチェンジが始まるようなので撮影会に戻ります。

 

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