函館本線冬の全駅間歩き(大沼-石谷) その9・渡島沼尻駅を後に再び海沿いへ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その8からの続き

 

-渡島沼尻(8:25発)-

 

 

鹿部駅から早朝の国道を北上し、渡島沼尻駅へ向かいました。

 

渡島沼尻駅に着きました。

 

入り口には趣ある木造駅舎が建っていました。

この駅舎、老朽化で解体が始まったと聞いていましたが、

待合室に入れなくなったものの、駅舎は残っていました。

 

 

 

ホームは2面2線の簡素な相対式。

 

周囲の民家もまばらなため、秘境駅に数えられることもしばしば。

歩く少し前にやってた所さんの番組で、団長さんが2日かけて日常利用者を探してたほど。

番組ではなんとか日常利用者を見つけることができましたが、

さっき乗った列車には、この駅から乗ってきた人もいました。

番組に出てきた高校生かなぁ。

 

 

 

また聞き覚えのある「ブーン」という音が聞こえてきたと思ったら、

赤熊さんが単機で通過していきました。

 

 

 

待合室使えなくなったら日常利用者はどうするのと思ったら、

別入口の風除室までは入ることができました。

 

その先には趣ある事務室が。

入ることはできませんでしたが。

 

 

 

というわけで、次の駅へ向かいます。

駅前から北へ道が続いていたので、まずはそちらへ。

 

 

 

突き当たりを右折して、再び国道へ。

遠くに海が見えました。

 

 

 

牧場の一角にバスの廃車体が放置されていました。

倉庫代わりにでも使ってるのかな?

 

 

 

国道278号線に合流しました。

 

 

 

北へ5分あまり歩くと集落に入りました。

 

今は「砂原東3丁目」という無機質な地名ですが、

砂原町が森町と合併するまではここが「沼尻」だったそうです。

 

 

 

秘境駅から乗ってきた高校生も、

このあたりに住んでいるんだろうか?

 

もし渡島沼尻駅が無くなれば、

10分早く家を出ないといけないし、家に帰るのも10分遅くなる。

 

 

 

右手は噴火湾。

対岸は洞爺から室蘭一帯…のはず。

 

中央付近のひときわ高い山は羊蹄山??

 

 

 

沼尻市街を抜けました。

しっかりした歩道があるということは、歩行者の行き来もあるのかな?

 

 

 

右手は水産関係の倉庫…だったはず。

 

こういう歩道の段差がくせ者。

雪が積もってるせいで段差の境界が分からず、

いつもの勢いで踏み込むと、思いっきり雪を踏み抜いてしまうんです。

 

 

 

左手に見える北海道駒ヶ岳の雲はほとんど取れました。

昨日とはちょっと雰囲気が違うような気もします。

 

 

 

さらに国道を進みます。

砂原市街が近くなってきました。

 

 

その10へ続く

 

 

渡島沼尻駅周辺のGPSログ(1/35,000)です。

 

今回のアプローチ路の入り口には「渡島沼尻駅入口」という看板があります。

見落とさないように注意してください。