JRや大手私鉄では、寿命が来た電車や列車を解体して鉄くずとして売却しています。
一部電車などは地方私鉄や海外に譲渡されているのもあります。
電車の寿命は一般的に30~40年と言われ、交換部品がある限りは使用し続けることができますが、車両メーカーでは一定期間を過ぎると補修用の部品は造られなくなります。
部品が故障などした場合、交換部品がなければ故障した部分を含む装置自体を新品にするか廃車にするかしないといけなくなります。
JR各社では、各地の車両基地に解体場が設けられていますが、東武鉄道などは解体業者が常駐、側線の敷地で東武鉄道の車両だけでなく他社の列車の解体を行っています。
JR東日本・郡山総合車両センターの解体場です、解体されるのは719系電車
長野車両センターの解体場、首都圏の電車のほとんどはここで解体されます。
東武鉄道の北舘林解体場