旧陸軍鉄道聯隊E18型蒸気機関車(日本陸軍鉄道連隊E18形蒸気機関車)~東京都練馬区で静態展示されている野戦軽便鉄道SL

旧陸軍鉄道聯隊E18型蒸気機関車(日本陸軍鉄道連隊E18形蒸気機関車)

旧陸軍鉄道聯隊E18型蒸気機関車

日本陸軍鉄道連隊E18形蒸気機関車が、東京都練馬区にある鉄道雑誌の出版社「株式会社エリエイ」の道路わきに静態展示されています。
陸軍に「鉄道連隊」なる部隊があったことをぜんぜん知らなかったのですが、日清戦争の頃に日本陸軍は、占領地に物資などを輸送するため計画し、1896年(明治29年)鉄道大隊が設立されたとあります。


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そして、日露戦争にて野戦軽便鉄道として輸送実績を挙げると、1907年(明治40年)には鉄道連隊として規模が拡大されました。
なお、鉄道連隊は線路敷設の訓練も兼ねて、関東各地での鉄道開業にも携わっており、例えば東武・野田線、久留里線、西武・新宿線、身延線、小湊鉄道などの鉄道建設にも携わったようです。

旧陸軍鉄道聯隊E18型蒸気機関車

鉄道連隊では蒸気機関車も様々なタイプを使用していたようですが、今回ご紹介する日本陸軍鉄道連隊E形蒸気機関車は、ドイツ帝国陸軍の野戦軽便鉄道にて採用されていたSLを1921年から1925年まで31両輸入したうちの1両となります。
軌間600mm向けで、運転席はかなり狭かったようです。


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終戦後は西武鉄道・小湊鉄道などに払い下げられましたが、そのうち西武鉄道安比奈駅の砂利採取線で使用されていた3両のひとつが、E18形となります。
E18は、2007年から大井川鐵道にて使用され、2012年に修理が施されると、2012年に東京ビッグサイトで開催された国際鉄道模型コンベンション会場にてお披露目され、新築されたエリエイ社屋前に再設置されたと言う事になります。

旧陸軍鉄道聯隊E18型蒸気機関車

交通アクセス

旧陸軍鉄道聯隊E18型蒸気機関車への交通アクセス・行き方ですが、西部池袋線の江古田駅から南に徒歩約7分程の住宅街となります。
都営地下鉄・大江戸線の新江古田駅からだと5分ほどでしょうか?
駐車場はありませんが、コンビニの裏側にコインパーキングがあり利用させて頂きました。
展示されている場所は当方のオリジナル関東地図にてポイントしています。
スマホで表示して、目的地として選択し「ナビ開始」にすれば、カーナビ代わりにもなりますが、道路が狭いので経路によっては大きなクルマは厳しいところもあります。
自動車用、歩行用でも、ナビとしてお使い頂けます。

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