東北本線 キハ40  | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

2010年11月 ズクズク雨の青森駅から八戸へキハ40に乗り込みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌からの寝台急行「はまなす」が発電エンジンを止め、回送を待つ早朝の青森駅。

 

 

 

 

 

 

 

JR化後に誕生しながら、国鉄の香りのした最後の定期寝台急行「はまなす」でした。

 

 

 

 

 

 

この頃には「はまなす」を牽くED79はシングルアームパンタになっていました。

青森駅の構内連絡橋からはオモシロアングルで発着する機関車の屋根が俯瞰出来て、お気に入りでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はまなす」が車両基地へ回送されていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キハ40独特の半分ボックスシート。窮屈ながら落ち着く席です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラッシュ時には重宝する乗務員席。

 

 

 

 

 

 

 

 

夜は明けましたが、どんよりと暗いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

雨は一向に止む気配はありませんでした。

 

 

 

 

 

 

野辺地到着。数分間停車しました。

 

 

 

 

 

 

 

野辺地駅。その後ろには背の高い鉄道防風林が…東北本線黎明期に孫子のために何十年かかるかわからないものの、先人が風を遮ってやろうと、希望を持ってスギの幼木を植え、大きく育ちました。

植えた人たちはとっくに亡くなっていますが、見事に役割を果たしています。宮沢賢治の物語のようです。

 

 

 

 


 

 

 

 

青森から八戸へ、ただ行ってみたいかったからキハ40に乗りました。

大粒の雨にたたられて、八戸では沿岸の方へは行きませんでした。天気が良ければ足を延ばしたかもしれません。

車内の壁に貼られていた路線案内図。2010年11月…路線図には三陸沿岸の線路はつながって載っています。

この4か月後、東日本大震災で絶望的に寸断されるなどとは思いもしませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

八戸駅 8:38 到着。

ビタビタと雨が降っていました。

 

 

 

 

 

 

 

雨に煙る八戸駅。

東北新幹線がようやく八戸駅まで開通する間際でお披露目展示がされている時期でした。