こんばんは。
東急目黒線で活躍する3000系、目黒線の武蔵小杉延伸とともに目蒲線からの独立と同じタイミングでデビューした車両で、1000系や2000系などの切妻面の東急顔から一新した近未来を思わせた車両です。そんな3000系ですが登場から20年が経つものの、今後控える相鉄直通に向けて直通対応の準備が着々と進んでいます。そんな中で今回3010Fが従来の3色LEDの行先表示からフルカラーLEDの行き先表示機に交換されました。
今回交換された目的は相鉄直通を控えてことだと思われますが、昨年も同じ年度末のタイミングで予算の兼ね合いか田園都市線の5101Fの全部や大井町線の9001Fが一部フルカラーLED及び白色LEDに交換されていたので、同様の理由だとすると今後の波及も怪しいですが、やはり今後の相鉄直通に備えた可能性はかなり高いのではないでしょうか。厳密なサイズは調べていないので不明ですが、既存の5080系とほぼ同じサイズのものとなったようです。
3000系といえば5000系列と同じく日本語表記と英語表記を乞うご表記する形ですが、3色LEDではあまり見られない種別と行き先が2段表示になる方式でした。フルカラーになってからは5000系列と同じく種別と行き先がおよそ1:2で分けられた1段表記(行き先のみ2段表示あり)になっています。これで3000系の特徴の1つが消えていきそうな気配になってきました。既に5080系でも同様の表示で3色LEDであった5181Fと5182Fはフルカラーになっているので、3000系の遺伝子を持った表示の仕方は全滅になる日も近いかもしれませんね。