昨日(3月25日)にメーカー出荷予定であった製品が、急遽発売延期になりました。予約していた販売店からのメールで、その一報が届いたのはメーカー出荷前日(3月24日)の夕方になってのこと、メーカーHPでの変更告知もその日付でした。一体何があったのでしょうか?

 

発売延期となった対象製品は、新製品のEF61,郵便・荷物列車セット,ワサフ8000 と、再生産の関連製品です。4月発売予定に変更と告知されていますが、出荷直前になっての発売延期ですから、恐らく製品に何か不味い箇所があることが判明したのではないでしょうか。

 

発売延期になった新製品のEF61と郵便・荷物列車6両セットをイメージして、手持ちの類似車両を並べてみました。この中で、郵便・荷物列車は既存製品のバリエーション展開のようですし、ワサフ8000(セット製品で実績あり)や他の単品も再生産ですので、急遽出荷延期の事態に至るとは考え難いのです。憶測で物を言うのは良くありませんが、新規開発品であるEF61に何らかの製品不具合が見つかったということではないでしょうか。

 

これらの製品を待ちわびておられたユーザーにとっては、突然の発売延期は非常に残念なことですが、メーカーとして市場に出回る前に良く気が付いたなと言うのが私の感想です。例え添付品の仕様違い程度であっても、今迄の各社事例からも判る通り、市場に出てから販売店やユーザーに指摘されて慌てて対応することの大変さに加え、損益悪化は元より会社(製品)イメージへの多大な影響を考えるに、品質最優先の思い切った決断をされた結果だと思います。

 

改めて、出荷日決定の告知を楽しみに待つことにします。