栗野駅発行  B特定特急券 栗野→鹿児島中央 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

栗野駅には「栗野→鹿児島中央」のB特定特急券の設備もありました。 

 

 

 

特急「はやとの風」の運行区間の鹿児島中央~吉松間で、25kmを越える自由席特急料金は「B特定特急料金」が適用され、昨日のエントリでご紹介いたしました「25kmまで」のB自由席特急券と合わせて、「はやとの風」の自由席乗車の特急券は2種類で足りるため、栗野駅に設備されていた常備軟券の特急券も2種類のみでした。

 

 

 

 

 

拙ブログの2018年5月12日のエントリ「吉松駅発行 B特定特急券 栗野→鹿児島中央」でご紹介いたしました画像の再掲です。

 

 

消費税率8%時代の券で、当時の発行箇所表記は管理駅の「吉松駅発行」でした。

 

栗野駅の乗車券類簡易委託発売所の管理駅であった吉松駅は、2022年3月12日から無人化されたため、現在の栗野駅の管理駅は隼人駅に変更されました。

 

九州地区の「B特定特急券」は、かつては北九州地区に硬券や常備軟券、肥薩線でも霧島温泉駅に常備軟券の設備がありましたが、平成22年に霧島温泉駅の簡易委託発売が終了して以降、常備券は栗野駅発売の券が唯一の存在となっており、今回の特急「はやとの風」の運転終了で、九州地区の「B特定特急券」の常備券は全て消滅したものと思われます。