〜2022年2月13日(日)〜
大糸線キハ120で糸魚川に到着。これから乗るのはえちごトキめき鉄道「急行2号」。
ひとまず窓口で乗車券と急行券を購入。
硬券の急行券と記念乗車券。これは永久保存モノ。さすが「鉄心」をくすぐるのが上手い(?)えちごトキめき鉄道。社長があのお方ですので😏
13時23分、先ほど乗ってきた大糸線キハ120が、折り返し南小谷行きとなって発車。
その4分後、ジョイント音と共にニ灯ヘッドライトを灯した列車が現れる。
徐々に大きくなるその姿。
ホームに差し掛かり、懐かしいフロントマスクがはっきり見えた。
13時27分「急行2号」直江津行き定刻到着。
国鉄急行色413系。おーかっこいい😍
方向幕とサボも健在。この列車は市振始発での運行。
「越後」のサボ。もう記憶の彼方だったけど、懐かしい国鉄時代の急行サボ。
最後方455系のヘッドマークは、サボと揃えてはいないようで「立山」。なお「急行」の表示はステッカーとのこと。
モーター音を堪能すべく、先頭のクモハ413-6に乗車。幸い海側のボックスが一つだけ空いていたのでありがたく着席。この茶色いボックス席も懐かしい。
賽銭箱があったので、ひとまずお賽銭。455神社と呼ばれてる。
しかしお賽銭をするのはこのタイミングではなかったと後で知る😰
やがて国鉄車特有の懐かしいブロア音が鳴り響き、13時42分 糸魚川を定刻発車。
唸るモーター音。いい音〜。たまりません😂
すぐに最初のイベント(?)。案内放送と共にデッドセクション通過。室内灯が消灯される。これも懐かしい〜。テンション上がる😌
しばらくすると列車は日本海沿いへ。
ここで先ほどの455神社がアテンダントさんに引かれて車内を巡廻。そして乗客がチャリーンとお賽銭。あー、お賽銭するのはこのタイミングだったのか。完全にはやまった。ガックリ😢
455神社の次は、明日がバレンタインデーということでチョコレートのプレゼント。パッケージがまた鉄心をくすぐる。
これも永久保存したいけど、中身を食べて袋だけ残し😋
旧北陸本線名物だったトンネル駅の筒石を経て14時03分、列車は名立に停車。時刻表では通過だけど、実際はここで小休止タイム。ドア開放されホームに降りれる。しかし駅の外へ出るのは不可。
川の上にある名立駅。これは知らなかった。ここで下車して釣りに行けそう。
ホームはさながら撮影会と化す。
普通列車乗車時は、通過待ちなどのこういう小休止も旅の醍醐味。また鉄心をくすぐられる。
階段を降りて反対ホームに向うと、階段下にはこれも懐かしい案内板。
下りホーム連絡通路にも。
この路線がかつて北陸と首都圏・大阪圏を結ぶメインルートだったことを彷彿とさせる。
「1968-5」とあるから、1968年=昭和43年5月に落成されたもの?昭和の鉄道遺産。
反対ホームから「観光急行」を眺める。この均整のとれた流麗な姿、と思うのは国鉄世代の人間だからか😒
自分の中では、1960年〜70年くらいに誕生した国鉄車が電車・気動車問わず本当にかっこよく見える。それにプラスして、ほぼ同時期誕生の小田急ロマンスカーNSE、ちょっとあとのLSE。このあたりが絶頂。
JR化以降だと、東日本のE351系と北海道のキハ283系くらいでしょうか。どちらも引退してしまったけど。
あくまで個人的好み😅
小休止が終了し、14時20分頃 名立を発車。
昭和世代である自分にはたまらない小休止だった😃
再び車窓に日本海。
「観光急行」は、ヘッドマーク・サボ・デッドセクションなど懐かしさに加えて、455神社やチョコレート、さらに名立小休止などプチイベントも盛り込んで、また乗りたくなる楽しい列車になってる。えちごトキめき鉄道の術中にハマった😓
間もなく車内に終着放送が流れる。日本海を眺め心地いいモーター音を堪能してたら、本当にあっという間。
「直江津到着後に幕回しをするので、懐かしい北陸本線の駅名をご覧下さい」という旨の案内があり、これも鉄心をくすぐる。
定刻14時31分、終点 直江津到着。幕回しを見ようとギャラリー集結。
しかし、あら?すぐに「糸魚川」になって、そこで終わってしまった。
もう終わり?とザワつき、苦笑いの中 解散😣
昭和にタイムスリップ感満点だった「観光急行」。えちごトキめき鉄道の術中にハマり(?)、大糸線とセットでまた乗りに来てしまいそう。今度は糸魚川−直江津をノンストップ爆走で駆け抜けるという「急行4号」狙いで。
記念に車内販売でトキてつカレーを購入。
「すごく売れてるんですけど、味はフツーです」だそうで。
乗客の心をくすぐるのが本当にお上手😆