武生駅(北陸本線)のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

気まぐれ 駅スタンプ紀行

全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

武生駅 ~菊の香かおる 紫式部に出会える駅~

武生駅は、1896年(明治29年)7月に開業した北陸本線の駅です。

かつて武生駅に乗り入れていた福井鉄道南越線は1981年(昭和56年)に廃止されてしまいましたが、福井鉄道福武線の越前武生駅は武生駅から少し離れたところにあります。

越前武生駅は少し前まで武生新駅と名乗っていたはずですが、2010年(平成22年)に改称されたようです。しかし北陸新幹線の駅名が越前武生駅に決まったため、来年たけふ新駅に再改称されるとか・・・

 

駅スタンプは「紫式部に出会える駅」。

なぜ紫式部なのかと調べたところ、父親の藤原為時が越前国司として赴任した際に紫式部も同行しこの地で暮らしたことがあるとか。

昨日取り上げた小金井駅のスタンプには「紫式部の墓」が描かれており、2つの駅スタンプは紫式部繋がりですが、紫式部の正確な生没年は分かっておらず、墓は京都にあるとも伝えられています。

 

 

駅スタンプには打刃物と越前和紙が描かれています。

越前打刃物は700年の歴史があり、包丁の二枚重ね技法や鎌などの廻し鋼着け技法といった独特の工法が採用されています。

駅のホームには越前打刃物で作成した龍が展示してあったのですが、美しい工芸品でしばらく見とれてしまいました。

 

 

また、越前和紙も古くから越前市で製造されている和紙で、現在は全国一の生産量を誇ります。

紫式部も越前和紙を手に、源氏物語を創作したのかもしれませんね。

 

 

このスタンプは2019年10月19日に押印しました。

 

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