LAYOUT AWARD

LAYOUT AWARD(レイアウトアワード)は、東京都大田区城南島で行われた鉄道模型のジオラマコンテストです。

今年は最終日の3月21日に行ってきました。


このイペントは今年で6回目ですが、第1回~第3回のコンテストでグランプリ👑を授賞した佐藤英也さんの新作が披露されるということで、

楽しみにしていました。


  佐藤英也展

会場の一角に、個展のような形で佐藤英也展が開催されていました。


今年の新作は上総中野(かずさなかの)

言うまでもありませんが、千葉県の小湊鐵道いすみ鉄道の接続駅です。


こちらが全景です。

背景の樹木の傾きがいい味出していますし、灯りが点いているのでリアリティーがあります。



反対側からも、撮らせていただきました📷️
早朝なのか、宵の口なのか妄想が広がります。

 
作者のこだわりのひとつは、駅前の公衆トイレの男性用便器😅
3Dプリンタを駆使しているとのこと。

 
電話ボックスの下半分?と自転車以外は、全て自作とのこと。
自販機の飲物は、後ろから照明を当て立体的に見えるように工夫されています☺️

 
駅舎回りも手が込んでいますが、目を奪われたのは線路奥にある小屋。
苔むした屋根、軒下にぶらさがったモップや塵取りがお分かりになりますでしょうか🙄

私的にはこの小屋が最大の萌えポイントです😁

 
製作開始から10ヶ月だそうで、ほぼ完成のように見えますが、現在の完成度は7割とのこと。

 
駅前に停車している路線バス。
このバスは市販のものを改造、窓枠を現代風にして、行先をLED化したとのこと。
どこまでもこだわりが感じられます。

 
残り3割追加された時に、どこまで完成度が高くなっているのかが楽しみです😌

  応募作品展

佐藤英也展に見入ってしまいましたが、このコンテストのメインは、一般参加者からのコンテスト応募作品です。

1区画30cmでどれだけ表現できるかですが、駅を表現にしたものが多かったように感じます。


上は中央線の武蔵境駅、下は小田急線の新宿駅ですね。


1区画は30cmですが、2区画60cmを使うと迫力も増します。
こちらの2区画使った作品は、岳南電車の比奈駅です


他にも廃墟になった旅館があったり…、


球磨川を表現したり…、


そんな数多くの作品の中から、私が気に入ったのがこちら!

立体的な秋葉原駅を表現した作品です🙌
最上段には総武線、中段奥には京浜東北線、山手線、中段手前には上野東京ライン、そして下段手前から東北新幹線が顔を出しています。

 
京浜東北線の連結が外れているのはともかく、総武線ホームにE257系がいるのが萌えポイントです😘

  グランプリは?

どの作品も作り手の想いが込められていて、素晴らしいのですが、来場者からの投票でグランプリが選ばれます。

投票は最終日の前日に締め切られ、最終日にはどの作品がグランプリになったかがわかります。

今年のグランプリは工場夜景をテーマにした、こちらの作品です☺️

 
かなり縦長な作品で工場の下に線路が通っています😉

会場を暗転させると、もっと雰囲気が出るのかもしれませんね。

実際に目で見るのも楽しいですが、スマホ片手に写真撮影をしていると、よりその世界観を堪能できる気がしました📷️

来年の開催も楽しみです😉

昨年の「LAYOUT AWARD」の様子はこちらからご覧ください。