今週末、いよいよKATOさんから荷物列車セットや単品荷物列車用車両が発売となりますが、うちにある荷物列車用車両のうち、車両セットのケースに埋没してしまい(笑)、あまり日の目を見ていない、荷物列車用車両がいるので、ご紹介したいと思います。


まずはこちらのKATO「寝台急行 能登」基本セットにあるスニ41。




新聞輸送用のパレット車の端部に車掌室を取り付けた車両ですが、10系客車の編成美をぶち壊すかのような銀色の側面がなんともよかったりするんです。


その後単品で発売されまして、荷物列車用車両好きな私も漏れなく購入したわけですが、今回の再生産でこちらもセット品ながら、発売されるようです。


そして、かつて出世列車と言われたこのセット。




急行「津軽」増結セットのマニ36です。

多種多様な形態を持つマニ36ですが、私のイメージでは荷物列車輸送の末期には東北本線など、東北方面で多く見られ、あまり東海道・山陽本線の荷物列車編成には入ってなかった気がします。


種車が豊富なことから、形態は様々あるようで、うちにもTOMIX製、KATO製乱れて(笑)4両くらいいると思います。


最後は荷物列車用車両が2つも入っているこのセット。




急行「だいせん」増結セットです。


こちらのセットの荷物列車用車両は、なかなか珍しかった、スユニ60とマニ61が含まれています。


荷物列車輸送の末期にしか荷物列車の撮影した事がなかった私、当然これらの車両は見たことがないのですが、大阪と山陰地方をDD54やDD51に牽引されて、毎夜運行されていたと思うと感慨にふけってしまいます。


そんな荷物列車用車両達、今日は久しぶりケースから出して、並べて見ましたが、側面や屋上の形態が他の荷物列車用車両とは異なり、眺めているだけで、ちょっと楽しくなったりします。


ご覧の通り、一部の車両はまだアーノルドカプラーのままだったりして、このまま営業運転は出来ませんが、そうそうにセットアップを行い(「津軽」も「だいせん」も基本セットを探す必要があるのですが)、かつての夜行列車の端にぶら下がった姿を再現してみたいと思います。


ちなみに、今週末発売予定の荷物列車用セットや単品は、今のところ購入予定はないのですが、いずれもこれまでにない車両や車番で発売されるため、心が動いたら行ってしまうかもしれません。