羽越本線 酒田駅のみどりの窓口が廃止されたという話を聞きました。
1970~80年代、酒田駅のみどりの窓口は長距離乗車券を買い求める人達の列が伸び、改札の前には近距離の乗客が並んでいたものです。
国鉄の度重なる運賃・料金値上げと対抗交通機関の台頭で、徐々に賑わいは薄れ、酒田駅に通じる商店街は2003年の時点でシャッター通りと化していました。
貨物列車だけが、かつての北前船のルートを彷彿とさせています。
専貨 883レ EF81 140[長岡]+コキ車
上の写真は長岡運転所のEF81が貨物列車を牽引とは、旅客会社が貨物列車を受託しています。
先日JR四国への貨物列車委託が解消したと聞きますが、国鉄時代から酒田機関区(→長岡運転所)は日本海縦貫線の貨物運用を持っており、その流れを引き継いでいました。
旅客・貨物会社に袂を分かつと、他社への運用受委託は事故の責任問題がややこしいのでしょう。
酒田機関区・酒田客貨車区が廃止されて、車両配置が無くなった構内ですが、酒田折返しの列車が待機するシーンは変わりません。
2003年は「きらきらうえつ」の姿が見られました。
485系 きらきらうえつ
以上2点 2003.3.21 酒田