昭和人俊やんの鐵活日誌回顧録帳

関東鉄道夜行列車 急行夜空号@2022/3/19~20

定期の夜行列車は、現行、サンライズ瀬戸・出雲(東京~高松・出雲市)しかないが、かつては全国に多数存在した。その中には寝台車はもちろん、リクライニング座席車、4人掛けボックス席車もあった。列車種別も特急、急行(かなり大昔は準急も)の他、普通列車扱い(快速含む)のものも存在した。

座席夜行が消えて久しいが、ここ数年各地のローカル私鉄で、夜行列車体験イベントをやる路線が出てきている。
かつて実施していたいすみ鉄道(キハ28・52形、今はやってない。)の他、えちごトキめき鉄道(413・475系)、秩父鉄道(12系客車、6000系電車)、大井川鉄道(国鉄旧型客車)など数路線が過去に実施している。

その中で昨日は、関東鉄道常総線で夜行体験イベントが行われた。
ルートは守谷→取手→水海道→下館→水海道→守谷。



3/19夜23時、関鉄常総線守谷駅集合。
取手方面列車発車案内に
「急行 取手 23:40 3両」
とあるのが該当列車。


列車は取手方からキハ316+キハ004-003の3両。キハ310形とキハ0形は実質平日ラッシュとイベント用の旧型車で、前者は元・国鉄キハ10系、後者は元・国鉄キハ20系の機器流用車。


ごく普通の20m3扉ロングシート車、コレが夜行列車。
関鉄の主力車はキハ2100形以降の平成~令和生まれなので、このようなTHE昭和な車に乗ることは非常に難しい。


これがロングシート寝台。
扉間と車端部をC寝台、乗務員室直後をD寝台として設定。
座席モケットと同じ布地を使った青い枕は、持ち帰り可。


寝台からの目線はこうなる。
思ったより寝にくい感じはなかった。かつての20系解放B寝台より少し狭い程度。


ステッカー式の横サボ。


取手駅の発車表示。
すでに取手発の定期列車は終わっている。


客を乗せたまま一旦車両基地に入庫。
1日の仕事を終えた車両たちが休む。



水海道にて。
ホームでは夜食準備中。
夜食はもつ煮込みでした。



騰波ノ江にて。


真夜中の騰波ノ江駅。


消灯中の車内。
予備灯の類はないようである。



下妻にて。
同駅に夜間停泊していた車両が始業準備中。
下写真手前の車は、かつての関鉄グループ鉄道各社の標準カラー。



朝一の水海道駅ホーム。


水海道車両基地で一旦停車。
横で出庫待車両が待機中。


夜行列車守谷終着。車両は6:30まで車内解放した。


参加品として配布された車内補充券。
この手のモノは、小湊など車掌乗務のローカル線くらいでしか見られない。



イベントを終えて水海道に帰る回送列車、小絹駅を通過。お疲れ様でした。
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