浅草は、快晴だったのに…ね
浅草駅で、この時点では最後になると思っていた350系の入線を収めてしばし撮影に回り…
「きりふり281号」発車の10分ほど前から、特急ホームで撮影を試みる。
周りのボルテージに多少取り残された感が、よりこの日の気持ちをより複雑なものにさせていた。
製造から半世紀を超えた古い電車と共に、未だ変わらぬネックが東武鉄道に存在し続けている。
…そして、一気に身体が空いた。
このまま帰宅しても良かったが、鉄の血が疼くことになんとなく気づき、後続の各停で曳舟に。
さらに曳舟からは急行に乗り換えて、大転回で北上を始めた。
やはり下今市まで来ると、東京よりも遥かに寒く感じる。
ホームに降りると、寒さにシャキンと眠気が覚める。
…寒いには違いなかったが、雲が多いとはいえまだ晴れていた。
このまま天気も大丈夫だろうと、少しばかりタカをくくっていた。
しかし、やはり日光界隈の天気は甘くないのだなとここから身をもって知ることにー。