私鉄時刻表春の発売ラッシュ、続いては3月4日発売開始の「東武時刻表 2022年3月12日号」をご紹介します。
基本データ
発行日:不明(3月4日発売開始)
発行:東武鉄道株式会社
編集協力:株式会社交通新聞社
体裁:A5変形判、440ページ+カラー32ページ
定価:650円(税込)
今号は3月12日の東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線系統のダイヤ改正に伴い発行されました。
時刻表の内容ですが、判型は前号と変わりません。
表紙では、前号までダイヤ改正の概要が記載されていましたが、今号では省略されました。
表紙の裏ページは、「まるごと日光・鬼怒川東武フリーパス」の広告から「デジタルフリーパス」の広告に変更されました。
綴じ込みの停車駅案内はダイヤ改正に対応したものに変更(南栗橋以北の区間急行廃止等)されるとともに、SLの停車駅については特急列車の停車案内へ移動となりました。また、「小江戸川越クーポン」の広告が掲載されていた部分は「トブポマイル」の広告に変更となりました。
カラーページは、ページ数の増減はありませんでした。
カラーページの変更点は次の通りです。
・特急列車のご案内ページの減少(2ページ→1ページ、午後割・夜割の廃止に伴うもの)
・特急料金・運賃表の体裁一部変更(きりふりの廃止および伊勢崎線系統特急運用変更に伴うもの)
・ワンマン運転の拡大ページの掲載
・SL案内ページにおけるSL大樹ふたらの案内追加
時刻表本文は、ページ数の増減はなく、記載方法についても変化は見られませんでした。
営業案内ページについては、4ページ減少となりました。
営業案内ページの変更点は次の通りです。
・東武鉄道駅一覧表の掲載終了
・綴じ込みで掲載されていた案内の掲載終了
1円単位運賃と10円単位運賃の適用について
障害者手帳をお持ちのお客さまのICカードご利用方法について
・東武商事株式会社の広告掲載終了
・定期券・回数券集約発売か所については、営業案内の本文に掲載する形へ変更
ということで、今号ではカラーページ及び営業案内ページに変更が見られました。
なお、時刻表の発売開始についてお伝えした記事において、「有人駅の窓口でも取り扱ってくれるとさらに良かったのですが(^_^; 」と書かせていただきましたが、何と駅窓口での時刻表の取り扱いが開始されたとの情報が読者様から寄せられ、東武のホームページにおいても駅で発売されることを確認いたしました。
東武の時刻表発売案内ページはコチラ
群馬県内においては駅売店が全廃されており、購入することはほぼ不可能(群馬県内の東武トップツアーズでは取り扱っている可能性アリ)となっていただけに、とても嬉しいお知らせとなりました(^0^)
私鉄時刻表研究、次回は3月11日発売開始の「西武時刻表 第31号」 を紹介する予定です(。・_・)ノ
なお、東武時刻表創刊号から2004年発行までを纏めたページを作成しておりますので、興味がある方はご覧ください。
また、平成26年版から2021年3月13日号までについては以下の記事をご覧下さい。
東武時刻表2018(平成30年4月1日号)