楽しみにしていた流氷物語号の旅が、終わってしまった・・

役目を果たした流氷物語号は、午後3時10分・網走発釧路行普通列車(4729D)に連結され、点検などのため釧路駅に帰る。

3時間以上の通勤、本当にお疲れ様!

※写真1:釧路駅に向かう4729D(浜小清水~止別間・後方から撮影)

 

流氷物語号の車中、地域の鉄道事情に詳しい方から「今日の4729Dは「キハ54・地球探索鉄道・花咲線ラッピングトレイン」が連結する豪華編成になりますよ」と聞き、「それは乗らなくては!」と思っていたら、流氷物語号の隣に隠れるようにいるではないか!

その後、花咲線ラッピングトレインは3番ホームに移動し、流氷物語号に接近・・

 

連結。

豪華3両編成の完成! 

でも全体写真が撮れず残念・・泣

 

花咲線ラッピングトレインの車内です。

首振り扇風機の奥にあるには、手動式の換気口。中央部のへこんだ所に穴のあるレバーがあり、それを左右に動かして開閉する形式で、キハ22の扇風機のない古い車両の時は、車窓さんが「暑くないですか?」と聞きながら金棒の先端にレバーをひっかけて微調整していたんです。

懐かしいね・・

2番ホームには、北見からやって来た普通列車(4661D)が停車。

 

そうか!キハ54とキハ40の混合編成を見て思い出した!

「呑み鉄本線日本旅・夏の石北本線」で、人気の高い北見の地ビールと、ご当地グルメを満喫した六角さんが、北見駅から網走駅まで気持ち良さそうに乗っていた列車だ。

記念に撮っておこう。

午後3時10分、4729Dは網走駅を発車。

本日2度目の釧網本線の旅。乗車距離は既に約450km。乗り放題のフリー切符は、自分にブレーキがかからない・・笑

※写真2~13:若い頃住んでいた網走市。網走駅に来ると懐かしい香りがするね。いい街ですよ!

 

午後3時35分過ぎ、列車はまもなく浜小清水駅に到着するが、進行方向前方には夕日に映える海別岳。明暗のコントラストが実によい。

※写真14:列車前方デッキからの眺め(北浜~浜小清水)

 

浜小清水駅を発車した列車は、進行方向左側(海側)に広がる林の側を走り、止別(やむべつ)川の手前で右に大きくカーブ、止別川鉄橋を渡る。

 

ここは撮り鉄さんの人気スポット。

3両編成の4729Dを撮りたくて、旅の1週間後、また来てしまった。

おっ、流氷がいる! 列車が来たぞ。

誰もいないので、気軽にパチリ!

遠くに見える3本の縦の白い斜面。あれはウナベツスキー場。

流氷に覆われたオホーツク海を見ながら描くシュプール。帰りは近くの温泉♨でリラックス。若い頃、何度も行ったね。本当に楽しかった!

今もスキーは現役なので、いつか行ってみよう。 

※写真15~17:釧網本線人気スポットの一つ・浜小清水~止別間

 

午後3時45分、止別駅に到着。

釧網本線・網走~知床斜里間には、歴史を感じる駅舎が3駅あるが、止別駅はその一つ。

駅舎内の「らーめんきっさ・えきばしゃ」さんは、地域の方々、旅人、そして六角さんも立ち寄る人気店。

では、店内にどうぞ。あったかいね~

 窓の向こうにホームと線路があります。

「呑み鉄本線日本旅・夏の釧網本線」で六角さんが堪能した海鮮たっぷりの「駅長ラーメン」を、同じ席でいただきま~す!

以上「止別駅でしたいこと」でした。次に来る時は実現したい・・泣

午後3時45分、列車は止別駅を発車。

※写真18~21:旅の1週間後に訪れた止別駅。美味しい「駅長ラーメン」を食べて、の~んびり。「呑み鉄本線日本旅」の「聖地巡礼」完了、やった~!笑

 

止別駅を発車した列車は海岸線の直線区間を走り→

※写真22:今度は雪がある時に眺めてみよう(止別~知床斜里)

 

→午後4時12分、清里町駅に到着。網走行普通列車と列車交換のため7分停車。

 

早速降りて、橋を渡って反対側のホームからパチリ。これで本日のミッションは全て終了だ。ばんざーい!

午後4時18分、釧路発網走行普通列車(4730D)が清里町駅に到着。さて、これに乗って網走駅に戻ろうか。 

ただ・・この列車は旅人で結構混んでいるはず・・今日はどうかな?

 

※写真23~25:本日最後の折り返し地点・清里町駅

 

うわ~空席なし。通路も人やガラガラで自由に動けそうにない。仕方ない、デッキ付近で立ちんぼ、とほほ・・泣


午後4時19分、ほぼ満員の乗客を乗せ、4730Dは清里町駅を発車。

午後4時47分頃、止別川鉄橋を通過し、

鉄道防風林の側を走り続け→

※写真26・27:網走駅に向かうキハ54(止別~浜小清水)

 

→午後4時50分、まもなく浜小清水駅に到着する。列車交換する釧路行普通列車は既に到着しているが、あれ? キハ54とキハ40の混合編成だ。きっと網走駅2番ホームにいた列車だね。

網走行が到着。

釧路行の2両目はヨンマル。

浜小清水駅での列車交換は朝・夕・夜の3回あって、次の写真は午後6時55分、乗っている釧路行普通列車から網走行普通列車を見送っているシーン。

この日は暴風雪の影響でダイヤが乱れ、車内はガラガラ。周囲に人がないので少し窓を開けてパチリ。

少々の雪なら、スノープラウで蹴散らして進むキハ54。

たいしたもんだな。

※写真28~33:浜小清水駅の列車交換と、新雪が積もった網走駅

 

乗り鉄旅に話を戻して・・

4730Dは北浜駅から網走駅を目指し→

※写真34:氷点下15度の世界(2024年2月追記)

 

→午後5時17分、網走駅3番ホームに到着。疲労困ぱい、スケジュールの詰め込み過ぎ・・苦笑

橋を渡って改札口に移動しよう。

1番ホームには札幌行「特急オホーツク4号(キハ183)」、2番ホームには北見行普通列車(キハ40)がスタンバイ。

いいね~両者の共演は・・

冬の峠越え、お疲れ様!

※写真35~37:今日の乗車距離は約550km。明日はどんな旅になるのかね?(網走駅)

 

さて、今夜は地元・鉄道愛好家の方々と、少人数で懇親会。駅前のホテルにチェックインし、シャワーを浴びてスカッとして、レッツ・ゴー! 

 

明日は昼まで、ホテルで爆睡😪💤しているかも?

 

 (終わり)

 

※追伸

「北海道ローカル線旅日記!冬の釧網本線・流氷物語号」をご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。

 

実は、この日の翌日が「北海道ローカル線旅日記!冬の釧網本線・完乗編」の旅。乗り鉄三昧でした。

 

先行き不透明な世の中が続いてますが、一日も早く穏やかになることを願うばかりです。

 

なお「北海道ローカル線旅日記!冬の釧網本線・流氷編①~③」もアップしているので、よろしければご覧ください。

(2019年12月~2020年1月投稿)

 

次回からは「夏の根室本線(滝川~釧路)」乗り鉄旅です。