3月13日(日曜日)、JR中央本線の塩山駅から旅を再開した私「三好 鉄道」は高尾行きの普通電車に乗って大月駅まで行き、大月駅から富士急行線に乗り換えて富士山駅、そして終点の河口湖駅に着いたところまでを昨日のブログに書きました。
河口湖駅に着いた後は再び富士急行線の電車に乗って富士山駅に戻り、そこから山中湖行きのバス(ふじっ湖号)に乗って山中湖方面へ行ったのですが、今日はバスに乗った後の話を書きます。
富士山駅からバスに乗ること約40分、山中湖畔にある「長池親水公園」へやって来ました。
この公園は湖越しから雄大な富士山を見ることが出来る絶景スポットであり、11月中旬と2月初旬には眼前の富士山と山中湖畔に映る「逆さ富士」と、夕日が沈み始める「ダブルダイヤモンド富士」を撮りに大勢のカメラマンが訪れるのですが、私が来た時には富士山の頂上は雲で覆われていました。
丁度お腹が空いてきた頃だったので、長池親水公園の近くにある「カフェ ノア」という、おしゃれなカフェへ行き、
富士山が見えるテラス席で
「シフォンケーキ(850円・税込)」
と
「紅茶(550円・税込)」
をいただきました。
この時も富士山の頂上は雲に覆われていましたが、シフォンケーキは生クリームやイチゴと一緒に食べたら凄く美味しかったです。
「カフェ ノア」でシフォンケーキと紅茶をいただいた後は、再びバスに乗って富士山駅に戻り、14時8分に発車する大月行きの
「フジサン特急」
に乗りました。
因みに「フジサン特急」として運用している車両(8000系)は元小田急電鉄のロマンスカー「20000系RSE」で、1991年(平成3年)から2012年(平成24年)まで、小田急新宿駅からJR御殿場線を経由して沼津駅まで走り、2014年(平成26年)から富士急行の二代目フジサン特急(初代は元JR東日本のジョイフルトレイン「パノラマエクスプレスアルプス」)として走っているのですが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で2020年(令和2年)4月5日から無期限で運休となったものの、今月12日(土曜日)のダイヤ改正から土休日限定で運転が再開されました。
「フジサン特急」は3両編成で、富士山駅寄りの1号車は展望室付きの指定席で、2号車と3号車は自由席となっているのですが、車体には富士山をデフォルメした可愛らしいイラストがたくさん描かれていて、人々の目を楽しませてくれます。
「フジサン特急」は富士山駅を発車した後、下吉田駅と都留文科大学前駅に停車し、14時48分に終点の大月駅に着きました。
40分の旅でしたけど、初めて「フジサン特急」に乗れて本当に良かったです。
大月駅に着いた後、隣のホームには「フジサン特急」と同じ富士急行線の観光特急である
「富士山ビュー特急」
が停車していました。
この「富士山ビュー特急」に使用している車両(8500系)は元JR東海の「371系」という特急型車両で、フジサン特急(元小田急20000系RSE)と同じく1991年(平成3年)から2012年(平成24年)まで、小田急新宿駅からJR御殿場線を経由して沼津駅まで走り、2016年(平成28年)から富士急行線で走り続けていますが、車両のデザインが「ななつ星 in 九州」などを手掛けた水戸岡鋭治氏が担当したこともあって、フジサン特急と比べると外観も内装も豪華でした。
(つづく)