特急「南風」が1972年3月15日から運転を開始してから今年で50年を迎えた。
特急「南風」は、1972年3月15日の新大阪駅 - 岡山駅間開業に伴って行われたダイヤ改正に伴い、高松駅 - 中村駅間で運転を開始した。「しおかぜ」と共に、四国初の特急列車である。宇高連絡船を経由して寝台特急「瀬戸」と宇野駅で接続するダイヤを組んでいた。
キハ181系南風
1988年年4月10日に本備讃線が開業したことにより岡山駅発着になり、L特急に指定された。高松駅発着列車は引き続き残されることになり、この列車は「しまんと」に改称された。1989年3月に振り子式である2000系気動車を投入して所要時間短縮を図った。
2000系
くろしお鉄道宿毛線への乗り入れを開始したが、運行系統の分割により2020年3月のダイヤ改正で取りやめとなった。
岡山まで延長後、山陽新幹線との接続で四国方面への所要時間が短縮され、利便性が向上した。