お久しぶりです。どころか、遅すぎる年始めの挨拶になりそうなので控えますw

さて、表記の件ですが、2022年3月のダイヤ改正で、全国的に大きな動きがありましたね

全国のダイヤ改正の大まかな概要について

先行してJR東海から国鉄車の全廃と315系の運用開始、JR東日本では相模線ワンマン化、熱海黒磯直通廃止、ヤマ131運転開始に伴う205系の撤退、高崎車両センター(高タカ)の、ぐんま車両センター(髙クン)への改称、サイレントでの、新ニイ115系、同E127系の撤退、他のJRでも駅の無人化や、減便などが発生し、少し淋しくなりましたね。関東私鉄・公営鉄道では、小田急ロマンスカーのVSEが定期運用から撤退や、遅れてワイドドアの1000形の撤退、都営新宿線では急行の大幅減便、直通先の京王では新宿線発の高尾山口行きの廃止、4直界隈でも大きな動きがあったようです(詳しくないので分からないです…すいません。誰か教えてくださると追記します)

前フリが長すぎましたが、ここでやっと奈良支所管内のお話しです。

奈良支所管内国電について

事前の公表では、おおさか東線の201系を221系に置き換えするという情報が出ていましたが、ダイヤが公表されると、4連国電唯一の奈良以南・以西運用である、平日1747Kが消滅していました。今回の改正に向けて、多数の201系が他の車庫などへ疎開されました。残っている201系も、おおさか東線を重点的に運用し、改正前日の3/11は、放出派出には入庫せず、変運用で全車奈良に帰りました。入れ替わるように、221系NC編成が数編成送り込まれました。そんな中、ちょっと前に東海道・山陽系統から去った元ホシB編成のNC621が新大阪に早速返り咲いたようですw

(個人的には直通快速も221系にして欲しかったですがw)

でも、ここからが本命です

ナラ103系、遂に終焉

これまで何度もダイヤ改正の度に、ここで終わりかと言われ続け、検査にも通り、しぶとく残ってきたナラNSこと奈良支所の103系、NC編成に置き換えられ、とうとう役目を退くことになりました。改正前々日にNS409が先に終了。次の日は205系に差し替えられていました。そして改正前日、国電ループで最終運用の50Aに入ったNS407、日中に見かけたときは元気そうでしたが、50Aの最終運用である655Mでさよならスタフが掲載、奈良駅到着時にはお別れアナウンスが流れました。奈良到着後、運転台に花束を載せたNS407は、発車時に優しい警笛を長く鳴らし、静かに夜の奈良駅を去っていきました。まるで、今までお世話になってきた奈良駅に別れを告げるかのように…お別れの場に参戦できなかったのがとても悔やまれます。今後は予備車として奈良支所に残る103系。両編成とも2020年に検査を通しているものの、予断を許さない状況に変わりはないです。次はいつ本線上に顔を見せるのか、それは完全に読めない状況です。このまま運用に入らず、辛くて悲しい片道切符の旅に出てしまうかもしれません。101系置き換えのため、1983年より運用を始めた奈良県の103系、その39年の歴史に、幕を下ろしたのです…たくさんの夢と希望をありがとう、今までお疲れ様。ナラ103系…

よく顔を見せてくれて、去年の6月には奈良から京都まで乗せてくれたNS409、最終日に顔を見せてくれたNS407、たった2人で、奈良の103系の歴史を守り続けてくれてありがとう…お疲れ様でした。