皆様こんばんは。

昨日で、ちょうどあの東日本大震災から11年を迎えました。

記憶を残しておくために、真岡鐵道の被害の状況を、もう一度

公開しておこうと思います。

昨日は、そのことを考えながら寝てしまいました。

 

この震災一週間前にも、当然撮影していました。

この時から、地元からの撮影を心がけていました。

 

ちょうど梅の花も咲いていました。

沿線もきれいに草刈りがされてこんな場所でも撮影できました。

翌日の日曜日、最後の撮影場所。

林までがきれいに伐採されて、こんな感じに撮れました。

そしてその翌週の週末に地震が発生しました。

 

しばらくは、ガソリンも入手困難となり、近づけませんでした。

真岡鐵道は運休、水戸線も、そのほかの路線でも

しばらく運休が続いたと思います。

当然被害状況も把握できませんでした。

 

そして半月以上たってから、車での移動ができるようになり

真岡鐵道へと出かけてみました。

ちょうどこの日からスイカの試運転を開始したと記憶しています。

八木岡の様子です。

いつもの道が走れません。

亀裂

陥没

鉄橋付近もひどかったようです。

砂利が沢山盛ってありました。

震災前、最後に撮影した場所は

こんな感じ

水仙が咲いていました。

試運転のスイカ

上の高速道路も、点検が進められていました。

 

この後、茂木まで行く途中

ここは七井駅前から見る、民家屋根に、

ブルーシートが掛けられていました。

このころどこへ行っても、このブルーシートばかり目立ちました。

 

多田羅、駅舎

大谷石の土台が、崩れかけていました。

ここにも陥没

真岡線に沿って、一本の?亀裂が走っていたようです。

 

最後は茂木駅西側

岩山の岩がくずれ落ちていました。

 

近くに人でもいたら、大変なことになっていました。

 

もっと他にも被害はあったのでしょうが、撮った写真は

これだけでした。

でもこんなことよりも、津波被害や原発の被害がもっと大きく

忘れ去られた事実なのでしょう。

 

この日から約一か月のある日

試運転が始まりました。

偶然とった一枚(4月29日)

結局追っかけてしまいました。

そして、5月21日から運転が再開しました。

沢山の花が迎えてくれました。

 

煙はなくとも、帰ってきてくれたことがうれしかった

そんな11年前でした。