平端駅【奈良県】(近鉄橿原線、天理線。2009年訪問)  | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2009年撮影。
 
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
奈良県北部、大和郡山市の南部郊外に位置する近鉄橿原線と天理線の分岐駅かつ主要駅で、駅西側の西名阪自動車道沿いには昭和工業団地が広がっている、
平端駅 (ひらはたえき。Hirahata Station) です。
 
尚、写真は2009年撮影で古く、現在は状況が変化しています。
また、改札外の写真はありません。ご了承下さい。
 
 
駅名  
平端駅     
 
所在地  
奈良県大和郡山市    
 
乗車可能路線  
近畿日本鉄道:橿原線、天理線      
 
隣の駅  
橿原線 (B 32)  
大和西大寺方……筒井駅    
橿原神宮前方……ファミリー公園前駅    
 
天理線 (H 32)  
天理方……………二階堂駅
  
訪問・撮影時  
2009年1月
 
 
平端駅は橿原線の西側に駅舎を有しており、出入口も西側にしかありません。
駅前広場があります。花壇で作られた小さなロータリーを有しています。
 
駅前は古くからの住宅地で、道路が狭いです。約1km北西には昭和工業団地が広がっています。
 
 

一方、駅東側は田園風景が広がっています。
 
 

有人駅で、自動改札機、自動券売機、自動精算機が設置されています。
『PiTaPa』などの交通系ICカードも利用可能です。
各ホームとは地下道で繋がっています。バリアフリーに対応しています。
 
 

橿原線の駅名標です。2009年撮影。
その後、2015年に駅ナンバリングが導入され、駅名標が一新されました。
駅番号ですが、橿原線が「B 32」、天理線が「H 32」です。
 
 

橿原線は島式ホーム2面4線で、緩急接続や待避が可能です。
左側には天理線ホームがあります。地下道で連絡しています。
写真は橿原神宮前方を望む。
 
 

橿原線ホームより大和西大寺方を望む。すぐ先で天理線と合流します。右側に天理線ホームがあります。
そのため、橿原線ホームには橿原線電車のみが、天理線ホームには天理線内列車および天理線~柏原線直通列車が発着します。
 
 

橿原線ホームより天理線ホームを望む。
天理線はカーブしていて、カーブ地点にホームがあります。
 
 

天理線の駅名標です。
こちらも2015年に駅ナンバリング併記の新タイプへと置き換えられています。
 
 

 

天理線は相対式ホーム2面2線です。
右側に橿原線ホームがあり、地下道で連絡しています。
写真は天理方を望む。
 
 

天理線の0kmポストです。ホームの北側にあります。
尚、天理線は前身が新法隆寺~天理を結んでいたナローゲージ・非電化の天理軽便鉄道で、1921年に近鉄の前身である大阪電気軌道に買収されて翌1922年に橿原線の一部区間が開業した際、天理線の平端~天理が標準軌に改軌され、新法隆寺~平端は法隆寺線としてナローゲージ・非電化はナローゲージで残されたものの、1945年に休止となり、1952年に廃止されました。法隆寺線のホームは橿原線ホームの西側にあったと思われます。



天理線ホームより大和西大寺方を望む。
左手に橿原線ホームがあります。すぐ先で橿原線と合流します。
 
 

見づらいですが、天理線・天理方を望む。
この先、奈良盆地を東へ走り、終点の天理駅を目指します。
尚、天理線は支線ですが全線複線です。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2009年 (改札を出ていません)   
  
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり (ヤマザキショップです)
飲食チェーン店・・・なし   
 
東京からの到達難易度がやや高いですが、近鉄橿原線および近鉄天理線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は平端駅でも途中下車されてみて下さい!
  
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)