【デキ3動力】HOゲージ小型SL続報 | 鉄道模型900ちゃんねる

【デキ3動力】HOゲージ小型SL続報

 

以前、デキ3動力の加工サンプルとして製作した、

HOゲージのちびっこ蒸気機関車。

そこで今回は津川洋行さんからのデキ3動力発売記念として、

このHOゲージ小型SLをブラッシュアップしたいと思います。

 

こちらがデキ3動力の加工サンプルとして製作し、

「さいたま 鉄道模型フェスタ2021」に展示いただいたSL。

詳しい制作手順はこちら(←クリック!)のブログをご参照ください。

それはそうと今後テキストを書くにあたって、
「デキ3動力を使用したHOゲージ小型フリースタイル蒸気機関車」
はめっちゃ言いづらいので、この模型がつぼみ堂さんのスタイルと
往年のTV番組「走れ!ケー100」をインスパイアしたものなので、
「K900形」とします。
 
 

まずは見た目から。 ナンバープレートがでかすぎたので、

金シートに印刷した小さいものに交換。

今後も色々と作ることになると思うので、

できればエッチングの軽便ナンバープレートがたくさん欲しい…

 

そして、ディテールアップの前に、

やはりライトは点灯させたいところ。

最初は展示目的だったので、
ライトは取り付けるつもりがなかったものの、 
走らせて遊びたいので、 前方だけでもライトを点灯走行させたい。

 

ワンオフものとは言え、プラモデルのように接着せずに、

メンテナンスを考慮した作りにしておいてよかった。

作業が圧倒的に楽になります。

 

 

うぎゃあぁぁぁ〜〜!!

まずは眉間の急所を貫いてK900を絶命させます。

 

 

その穴経由でチップLEDのコードを引っ張って、 

ウォータータンクの内側に端子を設置します

 

こちらもメンテナンスを考慮し、分解可能なように端子を設置。

抵抗も忘れずに組み込み、フレキシブルレールジョイントの

不要部分の銅板を、端子として活用しました

 

とりあえずテスト。 いい感じで点灯します。

ライトのボディーには、ガンダムグレードアップパーツの

バーニアノズルパーツを加工して使用しました

 

イメージが固定されるのを避けたかったので、

「素体」であることにこだわった展示用サンプルでしたが、

デキ3動力も発売されるし、もうその役目は終わったので

K900も「加工サンプル」から「参考作例」へとクラスチェンジ。

ビギナーでもやりやすいように控えめの配管などの

パーツ追加で、イケメン度をアップさせていきます。

 

最近は色々と使えるレリーフが

数多く発売されているので非常に助かります。

先端妻面にはゼブラ警戒色をあしらってみました

 

ランボードサイドの白いラインは、マイクロエースの

新橋駅前C11プラモデルに付属していたシールです。

こうなるとただのシルバーで塗装したロッドが
浮いてしまう感じがするので、もう少し
重量感のあるメタリックカラーに塗装します。

 

テール側にもゼブラ模様と、ダミーライトを取り付けました。

カプラーはドローバー用アンカータイプですが、

先日の芭石鉄道C2でやったマグネット連結システムが、

想像以上に使えることが判明したので、現在呉尾鉄道では

色々とマグネットカプラーに置換中。

このK900も鉄線を巻きつけて対応してみました

 

〜完成〜

 

オーソドックスな配管を多少追加しただけですが、

ハンドレールは いろいろな位置から掴めるようにこだわって、

ささやかな自己主張をさせてみました

 

加工前よりもかなりの設置感と重量感があり、

最近小さな失敗が続いていましたが、今回は大成功です(笑)

もちろん、ウォームギアは隠してないので、
デキ3動力であることはバッチリ確認できます。
今後もカバーなどで隠すつもりはありません(笑)
 
驚いたのは、たった4つのレールとの接点なのに、
Nゲージでよく見られるライトのちらつきがほぼないと言う点。
やっぱりHOすごい!

 

満足のいく完成を見たものの、その満足感が暴走し、

これに引かせる車両が欲しくてたまらなくなりました。
 
作ったらまたご紹介したいと思います。
 
つづく。