残り2両の在籍となったクモヤ143-0、その2両はTKに所属している。
昼間から湧いた雲の下並ぶクモヤ143-8(右),9(左)。



どちらもほとんど本線には出てこないが、9番に至っては一昨年に検査後一度も本線に出ていないとのことで、洗車されたことも相まって綺麗すぎる姿を見せてくれた。



撮影会などでしか味わえない、自分の立っている線路のすぐそこに電車がいる光景を見られる感動、、



車内に搭載されたクレーンの実演、連結器のアダプタを降ろしていく。



合図に従って慎重に作業は進む。



目玉である車内の公開。
普通の電車よりも大きい扉、普段はこんなガバッとは開けないとは思うけど、開けてもらった(?)。



車内には雑誌などで見たあの棚とクレーン。



棚の上には色んな形式のジャンパホースが並ぶ。
普段趣味として電車を見ていると馴染みのない、"mzc"やジャンパー線の形式表記に心が踊る。



扉の先には控室があって、優先席スペースをちょっと広くしたみたいな空間があった。



通勤電車の雰囲気もあれば、事業用車みたいな雰囲気もある車内、向こうにもクモヤがいる…



ついに運転台見学の番がやってきた。
乗務員扉の窓からまたクモヤが見えてカッコイイ。



屋根裏部屋みたいな、そんな雰囲気を感じるこの空間、
143ならではのATCの運転台、良い…



列車番号表示器の裏。
すごい見たくて見せていただいた。
これ欲しくてずっとオークションとかで探してるけど、毎回タイミング逃してるんだよね。



車外を見てみると、TK特有のカーブがクモヤに反射していた。
このカーブかなり急なもので、かつてその関係でやらかしもあったと聞く。



そして、車内見学の終わる頃に雲が切れ始め、ついに太陽の光が!



雲と青空のバランスも良い!
影も掛からないように連日確認を取っていたとのことで、素晴らしい光景が広がります。



職員さんがディスコン棒を出してきて下さり、便乗して撮影会(笑



最後の最後に最高のロケーションで撮影でき、一連の行程が終わりました。
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結果的に、曇っていてくれたおかげで反対のエンドも撮影でき、お得感のある回だったという感じでした。
もっとも、会場入りからずっと重い空気というか、他は晴れてるのに…みたいな思いもあったけど終わりよければ全てよし、職員さんの対応や熱意も素晴らしいもので、鉄道会社に潜む鉄ちゃんの恐ろしさを感じました。

貧弱鯖での募集や発表もなしに発売された過去2回の撮影会にはどちらも参加出来ず、今回も知り合いの誘いがなければ気が付かなかったこの撮影会ですが、この廃車直前の撮影会に何とか参加出来たことに感謝ですし、この方々ならクモヤがいなくても楽しいイベントを企画していただけると感じました(?
今後どの道出さなきゃ行けない"アノ機関車"で、大型企画とかあったらいいな…


今回は以上です。