JR35周年・新幹線100系  国鉄の集大成・JRへの期待に応えた | 空の下、レールの上を人生と共に(JNR Forever)

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先日のBSフジ「鉄道伝説」が、新幹線100系だったからというわけではありませんが…

 

私が「新幹線史上最高の新幹線」と評価する車両こそ、新幹線100系。

 

1238A  ひかり238号

100系G編成16連[幹オサ]

1993.5.30 東京

 

初めて新幹線100系に乗ったのは、1990(平成2)年2月。

 

どこまでもリクライニングする感覚と広い足元に、「これはグリーン車か!?」と感激したことを今も思い出します。

 

新幹線100系は、食堂車とグリーン個室に代表される「ゆとりの空間」が、歴代の新幹線とは圧倒的に違います。

 

100系で採用された車内情報装置は、鉄道会社の枠を超えて普及し、普通車のシートピッチ1,040mmはN700Sまで受け継がれている事実は「国鉄の集大成」。

 

 

そびえ立つダブルデッカー食堂車とグリーン車

2019A ひかり19号 100系V編成[幹ハカ]

1991.6.29 東京

 

2階建食堂車で味わったビーフシチューはしっかり煮込まれ、海老フライのデカさは市中のファミレスと比較するのは失礼、食堂車の飲食業としての実力を思い知りました。

 

東海道新幹線の乗車率はJR発足前と比べて30%も伸びた要因を、JR東海もつかみかねたそうです。

 

私見ですが、100系が誘発した需要でしょう。

JRへの期待に、見事に応えた車両でした。


 

2021.8.5

リニア・鉄道館

 

2018.7.21

京都鉄道博物館