毎度!〆爺ですm( _'_ )m
ちょっと工事が遅れ気味で,プレゼントとして間に合わせるため,突貫工事となってしまいました。
基本的な考え方としては,ディスプレイケースに納め鑑賞用なのですが,お座敷運転にも対応できるよう,ベースの上にジオラマを作ります。今回,ベースには1.5mm厚のプラバンを使用しました。
ベースに開いた▲の孔は,ケース内でのズレ防止用です。ベースにピッタリ合うようケース台座に▲のプラバンを貼り,少々傾けてもズレないようにしました。
このベースに機関区と線路をゴム系接着剤で固定します。
あとは砂利を敷き詰めるだけなのですが,ベースの縁をスッキリ仕上げるため,4mm×4mmの角材で縁取りを作ります。この際ケース前面が曲線なので,角材に10mm幅で切り込みを入れ,水で湿らせた後,重しの間に挟んで綺麗なカーブが出来るよう加工しました。
角材が乾燥したらベースのカーブに合わせながらゴム系接着剤で固定します。
ベースの外周が縁取れたら,砂利を流し込みますが,その前にベースに開いた孔に砂利が入り込まないよう蓋をしておきます。
砂利の固定方法は昔からの手法『ボンド・バラスト方式』です。砂利を敷き詰めて表面を均し,界面活性剤入りの水を霧吹きでスプレーし,木工用ボンド水溶液をインジェクター(注射器みたいなもの)で滴下する・・・・至ってフツーの作業でした。
ただ,〆爺は一気に敷き詰めず,何回かに分けて作業を行います。これは〆爺の経験上一気にやると必ず失敗するのです。どうしても表面が平にならない・・・(笑)
なので,『敷設⇒固定⇒乾燥』のサイクルを何度か行い,最後に表面を均して平にしています。
計画では,この後車庫の前後に渡り板を配する予定でしたが,時間切れのため省略させていただきました。
一応これで完成なのですが,このままではあまりに殺風景なので,人を配置したいと思います。求人募集をかけたのですが,さすがに24時間労働,休日無し,無給では人材は確保できませんので,やむなくトミーテックさんちより『現場の人々』を派遣してもらいました。
中央の赤い作業服が工場長(仮称:ミキオ君)で右側は技術班長(仮称:ミヤケ君)・左側は技術係(ミヤネ君)です。
工場長:「行程はどうなってる?」
班長:「それはですねぇ・・・・」
技術係:「(腹減った,早く終わんねぇぁなぁ・・・・)」
って感じでしょうか?(笑)
これは前回の仮置きのときと同じですが,作業員の位置を黄線より下げています。一応安全のため・・・(笑)
コレは乗降台です。本来,可動式なので軽量化されているのですが,〆爺の技量では作成不可能なため,グリーンマックスさんちの『乗降台』キット改良で試作しました。いかにも重そうですが,次に繋げる一歩にしたいです。
機関庫入り口の二人です。仕事終わりですかね?
「油と汗を風呂で流して,飲みに行くか?」
「いいっすねぇ・・・・・」
・・・・いえ、貴方たちは一生飲みに行けません・・・・・
そんな小さなドラマを含みながら,このジオラマは完成とします。最後に庫内全景は
こんな感じになり,真上からみると
こんな感じになります。機関庫の屋根は取り外せるようにしてありますが,
屋根がない方がディスプレイとしてはイイかんじです。
このジオラマは,正面から見るより裏面からみるのを主としている変わったディスプレイですが,こんなのがあっても良いのかと思います・・・・・。
本日もご来店ありがとうございました♪ご案内はこのジオラマを受け取った方が楽しんでくれるコトを切に願う”〆爺”がお送りしましたm( _'_ )m