関門・北九州エリアの貨物列車は門司機関区のEH500形がメインで充当されていますが、北九州貨物ターミナルを午後出発する1091レでは、国鉄時代から長く主力だったED76形が見られます。鹿児島本線スペースワールド駅で撮影してみました。

 

 

2018年の遊園地閉園後も駅名は変わっていません

 

 

 

スペースワールド駅は鹿児島本線枝光ー八幡に1999年開業しました。新日本製鉄(現日本製鉄)八幡製鉄所遊休地の再開発に伴いルート変更された区間で、それ以前は製鉄所の敷地に沿って迂回していて、大きなカーブは鉄道撮影地としても有名でした。

 

 

貨物線を走るED76 1019の1091レ。光線状態は良好ですが、私の望遠ズームでは到底届きません(トリミングしています)

 

 

 

久しぶりにスペースワールド駅を訪れてみると、ホーム先端の数メートル手前に新たな柵が設けられていました(最近の話ではないようですが)。詳しい経緯は分かりませんが、同駅は特急「ソニック」などが結構なスピードで通過するため、安全対策の面があるかと思います。

 

 

 

本来は肥薩線を走る「かわせみ やませみ」「いさぶろう」も来ました。豪雨被災で運休が続き、門司港ー博多で臨時運行されているようです(上写真はトリミングしています)

 

 

 

この日は朝、西小倉付近でED76形を撮り逃し、リベンジしたいな…と思っていました。若戸大橋を渡って蓄電池電車BEC819系の撮影後、鹿児島本線に戻って城山峠までウオーキング。その後、スペースワールド駅に立ち寄りました。

 

駅前には「いのちのたび博物館」などがあり、私もこれまで電車で訪れた際には帰りに「ついで撮り」をしていましたが、久しぶりの駅撮りはちょっと窮屈さを覚えました。

 

 

撮影のあと門司機関区の横を通ると、EF81 502、503?、717、ED76 1016など運用を離脱したと思われる機関車たちが確認できました。2月中旬には後継機EF510-301の姿もチラッと見えるなど、世代交代の波を肌で感じて家路につきました。